自由研究
用意するもの
①にぼし(8cm以上) ②ボウル ③つまようじ ④木工用ボンド ⑤新聞紙
紙の上で行いましょう。
作業を進めながら、気づいたことなどをメモしておきましょう。
細かい部分はつまようじを使ってみましょう。
標本はカビやすいので、しっかりと乾燥させてからパウチするなどして保管しましょう。
実験のやりかた
にぼしを水から出して、新聞紙など水気を吸いやすいものの上で半乾きにする。
にぼしの外観をよく観察する(スケッチをしたり、写真をとっておこう)。
背側を上に持って、正中(真ん中)にツメを立てて、背開きにする。難しい場合は、エラのところで頭部と胴体部に分けてから、背側正中で背開きにする。
全体像をスケッチしたり、写真にとったりして記録する。各部位を入念に観察したら、部位(臓器・器官)ごとにはずしていこう。つまようじを使うと便利だよ。
部位ごとにはずしたら、木工用ボンドで各臓器を紙にはって、標本をつくろう。サイズのわかるものをいっしょに写し込むといいよ。部位(組織・臓器)ごとに気づいたことを書き出して、それぞれの機能をインターネットや本で調べてまとめよう。
衛生的に取り扱えば、1で残った水は出汁(だし)として使えるし、標本に使わなかった部分(特に筋肉)はすべて食べられるよ。命をいただいたらそれを活(生)かしたいね。
やってみよう
- ヒトとサカナ(カタクチイワシ)の同じところとちがうところを書き出そう。表にするとわかりやすいよ。そして、水中で暮らす“ヒトの姿”を想像して描いてみよう!その新人類はどんな特徴をもっているかな!?
発展
ヒトが海で生活するためには、どのような形態や機能を獲得する必要があるかを考えてみよう。不要な形態や機能はなんだろう? イメージ図を描いてみると、考えがまとまりやすいよ。
監修
L-Kids Lab
就学前から中学生を対象とした子どものための科学体感教室です。
お子様の知的好奇心を刺激する、ワクドキいっぱいのしかけをちりばめた科学遊びをご用意しています。遊びの中で気づいたり、考えたり、工夫したり、表現したり、そして科学が日常の身近につながる機会になるよう、お子様ごとにプラスαの声かけをしながら一緒に科学遊びを楽しんでいます。
教室は、東京都文京区にあります。泊まりでの自然教室は長野県を中心に行っています。
web site:http://www1.tcn-catv.ne.jp/l-kidslab/