自由研究
用意するもの
①ビン(300ミリリットルくらいの、両手でおさえることのできる大きさが良い) ②洗面器などの入れ物 ③棒温度計 ④洗剤 ⑤とうめいなストロー ⑥水性のインク(赤や青など色のこいもの) ⑦接着剤(木工用など水性のもの) ⑧油性サインペン ⑨水 ⑩お湯 ⑪10円玉 ⑫ビニールテープ ⑬500ミリリットルまたは350ミリリットルのペットボトル ⑭キリ ⑮スポイト ⑯小皿
お湯を使うので、やけどをしないように気をつけましょう。
ビンや棒温度計はガラスなので、落とさないようにしましょう。
キリを使うときは、ケガをしないように十分気をつけましょう。
簡易温度計は、たおれない場所に置いてください。また、直射日光の当たる場所や極端に温度の高くなる場所に置くと、中の色水がこぼれ出ることがあります。風通しのよい日かげに置いて、実けんを行いましょう。
実験のやり方
よくかわいたビンの口を、少し水でぬらす。その上に10円玉でふたをして、両手で温めよう。10円玉はどうなるかな?
よくかわいたビンをさかさまにして、口に洗剤をつけてシャボンまくをはる。ビンの口を上に向けておき、両手で温める。
しばらく室内においていた常温の水を洗面器に入れ、そこに①のシャボンまくをつけたビンを入れる。
②と同じように、その日の気温よりも温かいお湯(30℃や40℃など)でもやってみよう。
※その日の気温を基準に温度を変えて実験してみよう。
簡易温度計をつくろう
温度と空気のふくらみ方の関係を利用して、簡易温度計を作ってみよう。
水性インクを水にとかして色水を作り、ペットボトルの半分より少し多めに入れる。
ペットボトルのふたを外し、キリであなをあけてストローを通す。
ストローが色水の中に2〜3センチメートルくらい入るよう調整して、ストローとふたを接着剤でとめる。接着剤がかわいてから、しっかりとペットボトルにふたをしよう。
ストローの上からスポイトで少しずつ色水を足していき、ふたの上2~3センチメートルの位置まで色水が出るようにする。
※色水を足すときに空気が間に入らないようにしよう。
※色水を入れすぎたら、ティッシュをこよりの形にしてストローの中に入れ、よぶんな色水をすい取ろう。
現在の温度を棒温度計ではかり、ストローの水面の高さにサインペンでしるしをつける。はかった温度と水面の高さを記録しておこう。
できあがった温度計はたおれないような場所に置こう。また、温度が上がりすぎて色水があふれても大丈夫なように、小皿などの上に置いておこう。
※簡易温度計を置く場所については上の注意書きをよく読もう。
やってみよう
- 簡易温度計を作って、ストローの水がどのように動くか確かめてみよう。
監修
L-Kids Lab
就学前から中学生を対象とした子どものための科学体感教室です。
お子様の知的好奇心を刺激する、ワクドキいっぱいのしかけをちりばめた科学遊びをご用意しています。遊びの中で気づいたり、考えたり、工夫したり、表現したり、そして科学が日常の身近につながる機会になるよう、お子様ごとにプラスαの声かけをしながら一緒に科学遊びを楽しんでいます。
教室は、東京都文京区にあります。泊まりでの自然教室は長野県を中心に行っています。
web site:http://www1.tcn-catv.ne.jp/l-kidslab/