自由研究

氷こおりは、とけるときに、まわりの空気くうきや水みずなどから熱ねつ（エネルギー）をうばいます。熱ねつは、空気くうきよりも水みずのほうが速はやくつたわるので、物ものを冷ひやすときは冷凍庫れいとうこの中なか（庫内こないの空気くうき）で冷ひやすよりも、氷水こおりみずで直接ちょくせつ冷ひやすほうが速はやく冷ひえます。また、塩しおが氷こおりの表面ひょうめんでとけるとき、氷こおりから熱ねつをうばいます。すると、氷水こおりみずは0℃以下いかになります。水みずだけだと凍こおってしまいますが、塩水しおみずになっていることで0℃以下でも凍こおりません。塩しおを入いれた氷袋こおりぶくろはどんどん温度おんどが下さがってマイナス20℃ほどにまで下さがります。
しかも冷凍庫れいとうことちがって、まわりに水みずがあり、ぶんぶんふり回まわされることでアイスの材料ざいりょうが次々つぎつぎと冷つめたい部分ぶぶんにふれて、熱ねつをうばわれる機会きかいが多おおくなり、すばやく冷ひやすことができるのです。