コラム #1だから安全運転管理が大切なんです

関連法令が強化され
アルコールチェックが
必要となったのは
ご存知ですか?

安全運転管理者が取り組むことの5番目でご説明した、「点呼・日常点検による安全運転の確保」について少し詳しくお話します。

改めてお伝えしますと、点呼は最もシンプルで効果的な事故防止策です。点呼により体調や疲労の状況を把握することはもちろんですが、同時に行うアルコールチェックは、酒気帯びなど重大事故につながりかねない高いリスクを回避できるため、事故防止の最後の砦ともいえます。

  • アルコールチェックは、“運転前”だけでなく、“運転後”の両方の確認が必要です!

    事故防止策であるアルコールチェックは旅客・貨物事業者を中心に義務化されていましたが、2022年4月より安全運転管理者が必要な事業者での実施も義務化されました。

    さらに2023年12月からは、アルコール検知機の使用も義務化されています。アルコールチェックの記録は1年間保存が必要となるため、各自の記録方法や保存方法など、効率的に運用できているのか、改めて見直しを行っていきましょう。

  • 酒気帯び運転は、従業員の安全と会社の存続を左右するほどの重大事につながります。飲酒は習慣化しやすく、パーソナリティと非常に密接にかかわるため、一つの手法として適正検査で運転者の安全意識や飲酒傾向などを把握し、指導していくことも重要です。

「アルコールチェックは運転前後の実施」とすると、直行直帰の場合はどうする……?など、働き方にあわせた実施方法をアドバイスさせて頂きますので、Hondaの交通教育センターにぜひご相談ください。