アナゴ
分類
ウナギ目アナゴ科クロアナゴ属
学名
Conger myriaster
別名

白焼き

海からの恵みをシンプルに食す

夏が旬のアナゴはビタミンAやオレイン酸が豊富な健康食材。釣りたての新鮮なものは、まずふっくらと仕上がる白焼きで楽しみたい。

材料(1人分)
  • ・アナゴ(1尾)
  • ・粗塩(少々)
  • ・醤油(少々)
  • ・ワサビ(少々)
  • ・スダチ(1/2個)
作り方
1
背開きにさばき終えたアナゴ(東京湾で5~7月に行なわれるアナゴの乗合船なら船宿が帰りにやってくれる)の皮目にはヌメリがあるので、まず包丁で皮目のヌメリをこそぎ落とし、残っている内臓や血ワタも掃除する。
2
続いて粗塩を振り、手早くもみ洗いをする。
3
最後に流水でもみながら洗い流し、ペーパータオルなどで水気をふき取る。
4
焼き網を使う場合は熱した網に酢を塗ると焦げ付きにくい。また、ガスコンロ付属の魚焼き器などでもよい。
5
アナゴは適度な大きさに切り分け、焼く直前にごく薄く塩を振って皮目から中強火で焼き始める。
6
火が通ってくると身が盛り上がる。皮が焦げ始めた匂いが漂ってきたら裏返す。
7
身を裏返すのは1回だけ。そして表身にも淡いキツネ色の焼き色が付く程度焼き上げたら、最後は柑橘類を絞ってワサビ醤油で食べる。
※この図鑑は、釣り人のために作られています。
そのため魚の名称は標準和名ではなく、釣りの人の間で呼ばれている通称名が使われているものもあります。