アオリイカ用ルアーの特徴について
エギは漢字で「餌木」と書くように、もともとは木で作られたイカ用の漁具だった。現在アオリイカ用に作られているものはプラスチック等の素材にシンカーがついていて、水に落とすとゆっくりと沈み、ロッドをあおるとトリッキーな動きをする。
このようなアクションを繰り返すことでアオリイカが興味を示し、エサと勘違いして捕らえようとするわけだ。
ロッドをしゃくると上下左右にダートして、アオリイカに存在をアピールする
「3.5号」が標準サイズ
エギのサイズは号数で表示され、数字が増えるほど大きく重くなる。最初は3.5号を用意しておけば、ほとんどの釣り場に対応できる。いろんなサイズを買うよりも、カラーバリエーションを増やすほうがいいだろう。4号のほうが重いので飛距離が出そうだが、空気抵抗が大きくなって逆効果になる場合も。
現在は釣具メーカー各社からさまざまなエギが発売されている。モデルごとに少しずつアクションが異なるが、最初は同じタイプを揃えるのがおすすめだ。シャクリの感覚が一定になるので、アタリや潮の流れなど、微妙な変化を感じ取りやすくなるのだ。
アオリイカは派手好み?
カラー選びも迷いがちなポイントだ。単純に好きなものを選ぶのもいいが、実績が高いのは蛍光ピンクと蛍光オレンジの2色。エサの小魚とは似ても似つかないけれど、膨張色は海中でよく目立つので、アオリイカの注意を引きやすいのだろう。そのほかにアジカラーやブルー系なども揃えて、ローテーションして投げるとイカに飽きられない。また、周りが釣れているのに自分だけ釣れなかったり、イカが追ってきてもなかなか乗らない時は、カラーを変えると反応がよくなることがある。
ピンク
オレンジ
アジカラー
※このコンテンツは、2010年5月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。