まずは小林さんが流れにルアーを投じ、魚の動き方やルアーに対する反応を探っていく
小林さん、こうした冬季ニジマス釣り場では、まずどんなところをねらっていけばいいのでしょうか?
そうですね、魚が釣れるか釣れないかは、その日の魚の活性によっても変わるので一概には言えませんが、「魚が定位しやすく」「ねらった時に釣れやすい場所」はあります。
たとえば冬季ニジマス釣り場に多い、広い淵であれば、
①「淵の流れ込み周辺やその延長上」
②「淵の中間部分の対岸側(特に流心が対岸寄りにある場合)」
③「淵の後半にある深い部分(淵尻周辺)」は、魚が定位しやすく、かつルアーを通した時に反応する魚が多い傾向があります。
①淵の流れ込み周辺やその延長上
②淵の中間部分の対岸側(特に流心が対岸寄りにある場合)
③淵の後半にある深い部分(淵尻周辺)
広い淵では魚のルアーに対する反応を観察しながら釣ることも多い。また、寒さが増すほど魚の動きもスローになる。こうした状況では、ねらう場所の極端に上流や下流に立つより、サイド気味のポジションからじっくり釣りをする