N-VANで走って東京のハゼ釣り場を徹底調査!
名人が見た、今年“釣れる場所”はどこだ?

これから楽しめる人気ナンバーワンの釣り対象魚といえばハゼ! 大都会・東京の水辺は昔からたくさんのハゼがいます。とはいえ、気になるのはその年のハゼの生育状況や釣り場のようす。今シーズンはどこへ行くべきか? 名人とのタッグで徹底調査しました!

東京のハゼ釣り場を1日で駆け回れ!

6月下旬、待ち合わせたのは江東区にある木場公園
こんにちは。つり人社の八木です。今年もハゼ釣りの季節がやって来ました。ハゼ(正式な和名はマハゼ。ここでは単にハゼと呼びます)は全国にいますが、江戸前の小物釣り文化が今も残る東京は、気軽にサオをだせるハゼ釣り場が多くあります。今回は名人の技もお伝えしながら、釣り場選びに役立つリアルな情報をお届けします。最後には、今回巡った釣り場の場所や釣果を地図で一覧できるようにまとめていますので、ぜひ釣行計画の参考にしてみてください!
釣り具、クーラー、アユタビなどを積み込んで準備万端。ベストな釣果を目指します!
坂本さん、今日は実績もあるハゼ釣り場を複数個所ピックアップして、N-VANの取り回しのよさも活かして1日で駆け回りたいと思います!
楽しみだね。八木さんから相談を受けて、私もおすすめできそうな場所をいくつか候補に出してみました。しっかり試し釣りをして、皆さんに役立つ情報を届けましょう。
よろしくお願いします! さっそく初めの釣り場に行きましょう!
出発は7:00。作戦会議の結果、都内を中心に有望な候補地を5カ所ピックアップして、西から順に時計回りでチェックすることを決定

ポイント①:小名木川(おなぎがわ)/丸八橋周辺(江東区)

最初にやって来たのは隅田川と旧中川を東西に結ぶ小名木川。旧中川寄りにある丸八橋の周辺に入る
丸八橋の少し上流にあるコインパーキングを利用。川沿いに遊歩道への入口がある
最初は小名木川ですね。僕は1㎞くらい上流の「小名木川クローバー橋」の周辺でハゼ釣りをしたことはあるんですが、ここは初めてです。
クローバー橋は周りが公園で人が多いでしょ。同じ小名木川でもこのあたりは落ち着いて釣りができるから好きな場所なんだよね。ハゼがいればすぐに反応はあるから、さっそくサオをだしてみよう。
おすすめハゼ釣り道具と仕掛け(ミャク釣り)
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今回のハゼの釣り方はノベザオによるミャク釣り。サオは3.3~3.6の清流竿を使った。サオの長さは都内のハゼ釣り場であれば3mクラスが使いやすい。仕掛けはナイロン1号のミチイトに中通しオモリの0.5~0.8号(上下にビーズも)を通し、自動ハリス止メを結んでイト付きのハゼバリ5~7号をセット。ミチイトは上下に目印を5~8個ずつ結んでおき、中通しオモリの上には間隔を開けてガン玉を打ち中通しオモリが上にずれすぎないようにしておく。エサは坂本さんが食いがよくおすすめという赤イソメ(赤みの強いアオイソメ)を使った。
(ハゼ釣りの仕掛けはこちら
ミャク釣りの方法
ミャク釣りは仕掛けを振り込んだら、サオ先でオモリの重さを感じながら、ミチイトを張った状態でオモリを川底まで下ろしていく。そしてオモリが川底に「トン」と着底したら、オモリ(とエサ)を川底で小さく上下させ、エサをハゼにアピールして食い付かせる。ハゼが食い付くと手や目印にアタリが伝わるのでアワセを入れる。「ハゼは絶対にミャク釣りがおすすめです」と坂本さん。ウキ釣りはウキ下の設定が意外に難しく、特に水深のある場所だと小さなアタリが出にくい。ミャク釣りはビギナーでもまず一尾釣るのは難しくなく、それでいて誘いやアワセのテクニックで釣果が大きく変わる面白さがある。
釣りを始めるとさっそく坂本さんがハゼをキャッチ!
その後は広範囲にハゼのアタリがあった。釣り場の水深は1.5mほど
ここはあちこちにハゼがいますね! ブルブルッと来る手応えがたまりません。とはいえ釣れるペースが坂本さんとは明らかに違うんだよなぁ…(笑)
八木さんはアタリを待つ時間がまだ長いかな。ハゼは即アワセが基本。ブルブルっと手に感じる時には、ハゼがもう違和感を覚えてエサやハリを吐き出そうとしている。その前の小さなアタリやもたれを感じて合わせられるといいんだけれど、逆に掛からなくてもいいから、シンプルにアワセの頻度を増やすといいかもね。
「掛かった!」と思えるまでつい待ってしまうんですよね。
それが一概に悪いわけではないんだけれど、数を伸ばすならアワセの回数を増やすことはやっぱり必要。ハゼ釣りはせっかちなほうが絶対にいいよ(笑)
ひとまず観察水槽に入る分だけで撮影。各場所の詳しい釣果は最後に紹介!

ポイント② 旧中川(きゅうなかがわ)/中川船番所資料館前(江東区)

次は旧中川へ。東大島駅の大島口付近にある高架下のコインパーキングにクルマを停め、近くの大島小松川公園スポーツ広場から旧中川へ出た
旧中川の右岸を400mほど下流に歩いて中川船番所資料館の前に到着!
水際は足場のよい親水護岸になっていて下流に小名木川との合流点が見える
ここは電車でも来やすい釣り場ですね。旧中川は両岸が緑の多い公園になっていて、トイレも所々にあるから子ども連れなどでも安心です。
そうだね。東大島駅の近くもハゼはいるんだけれど、この中川船番所資料館前は下流で小名木川が合流しているおかげかハゼの数が例年安定している。今日もアタリは間違いなくあるはずだけど釣れ具合はどうかな?
川は手前がなだらかな石積みでその先に杭が並んでいる。その向こう側の水深50~80㎝くらいを釣った
先ほどの小名木川より頻度は落ちるものの定期的にハゼのアタリをキャッチ。釣れるハゼのサイズは若干アップした
ハゼの型はよかったもののアタリの頻度が落ちた原因がこれ。川底のあちこちに藻が生えている
ハゼのアタリはしっかりありますけど、この藻はちょっとやっかい!
旧中川は水門で区切られているから流れが緩い。さらに浅い場所が多いこともあってこの手の藻が生えやすい。偏光サングラスがあると藻の切れ目がわかりやすいからそういう場所で効率よく釣るのもテクニック。もしくは藻のあるところをなるべく避けて広く釣り歩くといいね。
なるほど。ハゼはいるだけに悩ましいところですが、状況によっては場所変えも必要ということか。さぁどんどん行きましょう!

ポイント③ 新川(しんかわ)/忍者橋周辺(江戸川区)

次に来たのは江戸川区の新川。ここは川の下に広大な「新川地下駐車場」がある
地下駐車場から外に出ると目の前にスカイツリーも望める新川が流れている
釣り場と広い駐車場がセットになっていて驚きました(笑)
でしょ。ここは電車でのアクセスも可能だけれど、クルマで気軽に来られるならそのほうが圧倒的に便利だからね。ちなみに例年ハゼもしっかりいるんだけれど、不思議とハゼ釣りをしている人の姿をあまり見ない。
なんと! さっそく釣ってみましょう!
新川に架かる忍者橋の周辺を釣った。小名木川と同じように両岸に遊歩道があってサオもだしやすい。水深は1.5mほど
坂本さんのファーストフィッシュはキビレの幼魚。ハゼの釣り場は海水と淡水が混じる汽水域なのでこんな魚も掛かる
仕掛けを入れると一度はアタリがあるんですけど、そのアタリがどうも軽いうえにほとんどハリに掛からない! かなり苦戦しています。
どうやらほとんどのハゼがこのサイズみたいだね。
なかなか掛からない理由はハゼの大きさだった!
ちっちゃ!(笑)。小指より小さい「デキハゼ」ですね。これではなかなかハリに掛からないはずだ。
デキハゼを釣る工夫
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ハゼは「年魚」(一年で一生を終える魚)で、シーズン初期は小指より小さい「デキハゼ」(生まれたてのハゼ)を釣ることもある。その際は「小さいハリを使う(ハゼバリだけでなく小魚用の袖バリなども使用する)」や「エサ付けを工夫する(アオイソメの硬い口の部分は使わず、軟らかい身だけをタラシなしで付けハリ先はしっかり外に出す)」といった対策をしたい。
さらに今回の釣りでは坂本さんが中通しオモリの0.5号(右)、八木が中通しオモリの0.8号(左)を使っていた。仕掛けのオモリを軽くすると着底を感じ取る難易度が上がるが、小さなアタリに対する感度は向上する。こうした調整で釣果をアップさせられる可能性もある。
反応はあるのに乗らない。悶絶を繰り返しながらようやくデキハゼをキャッチ!
終わってみればほとんどのハゼを坂本さんが釣った
  • ※走行中は安全のため、シートベルトをお締めください。
  • ※安全のため、走行の際は後方視界をしっかり確保してください。
  • ※このコンテンツは、2026年7月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。