SCENE :
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「女の子には難しい」なんて、言わせない。次のターゲットは大イワナ!

「女の子には難しい」なんて、言わせない。
次のターゲットは大イワナ!

難攻不落のネイティブエリアで、まさかの連続ヒット!

あれってイワナかなぁ?
あれってイワナかなぁ?
(エリコ)このへん釣れそうだな~
(マリコ)エリコさん、邪魔しに来ないで下さいっ
このへん釣れそうだな~ エリコさん、邪魔しに来ないで下さいっ
はじめにご紹介したように、「FISH・ON!鹿留」は渓流がメインの管理釣り場。私たちが釣っていたのは最下流のルアー・フライ専用エリアで、その上流にはエサ釣り区間、そして2つめのルアー・フライ専用エリアが続いています。で、そのまた上流に、とっても気になるポイントが。ワタナベ先生、"ネイティブエリア"って何ですか?
「ニジマスのほかに、イワナヤマメも釣れる最上流のエリアです」
面白そう! イワナも釣ってみたい! 
「うーん、だけど、ちょっと難しいと思いますよ……」

川沿いのゆるやかな坂道を歩いて、私たち3人は上流へ向かうことにしました。朝の曇り空がウソのようにスッキリ晴れて、渓筋を通り抜ける風がとても涼しい。しばらく歩くと、上流側にも駐車場やトイレ、洗い場が設置されていました。釣った魚をここでさばいて、腹ワタを抜いてから持ち帰ると、家でも美味しく食べられます。
やがて少しずつ川幅が狭まってきて、さっきまでとは雰囲気が一変。流れは荒々しく、岩も大きくなっています。あれ、禁止エリアに来ちゃったのかな? だってここ、誰も釣りしてないんだけど。
「ここが、例の、ネイティブエリアです」
さっきから浮かない顔のワタナベ先生。どうやらこのエリアは、魚を釣るのがかなり難しいんだって。だから釣り人がいなかったんだ。でも、それはつまり「スレてない」ってことじゃないの?
「それが不思議とダメなんです。このエリアで魚を釣ったら、お貸ししたタックル一式、プレゼントしてもいいくらいですよ」 マジすか先生! そんなこと言って、後悔しても知らないから!

流れのなかで、少し水深のある場所には魚のシルエットがいくつも浮かんでいます。これは下流と同じ。だけど、魚の目の前にルアーを通したのに見向きもしてくれない。さっきまで「追ってくるけど釣れない」って状況はあったけど、「ぜんぜん追ってこない」場合はどうしたらいいんだろう? うーん……。
イワナが釣れた~っ!
イワナが釣れた~っ!
(エリコ)ゼッタイ私のほうが大きい、よね!?
(マリコ)もう1匹釣るもん!
ゼッタイ私のほうが大きい、よね!? もう1匹釣るもん!
しばらく粘ってもまったく反応がないので、少し上流へ移動します。手前に小さな落ち込みがあって、水面が白く泡立っていました。と、その近くで素早く泳ぎまわる魚の姿が。なんとなく気になって、シンキングミノーをキャストしてみました。放っておくと流されてしまうので、着水してすぐにリールを巻きはじめると、あれ、引っかかっちゃった。たぶん水中の枝に……動いてる! 枝じゃない、魚だった!
もう先生は必要ないですね
もう先生は必要ないですね
ありがとう!また逢おうね!
ありがとう!また逢おうね!
あわててフッキングすると、ズッシリと重みが伝わってきました。まわりに川石がたくさんあるので、あんまり走られないように気をつけないと。でも、さっき釣った魚ほど激しくは暴れてない気がする。ジャンプもしないし、もしかして、ニジマスじゃないかも。ゆっくり寄せてくると、水面を割った魚の背中に、鮮やかな白い斑点が。
「イワナだ!」
足場が少し高かったので、ワタナベ先生が水際まで降りてくれて、スムーズにランディング。なんだか、思ったよりあっけなく釣っちゃいました。

そして、つり女子の快進撃は続きます。釣ったイワナをリリースする間もなく、「来ましたーッ」ってマリコちゃん、すごい! 私と同じポイントから、またもやイワナをゲット。今度はちゃんと、先輩より小さいサイズを釣ってるのもエライ(笑)。ニコニコ顔でカメラに収まる2人の、その後ろで、ひとりだけ青い顔してる人が。ワタナベ先生、タックルいただきましたぁ!

動画で解説!
まさかの連続ヒット!?(49秒)
まさかの連続ヒット!?(49秒)
まさかの連続ヒット!?(49秒)
※撮影:浦壮一郎/文:水藤友基
※このコンテンツは、2010年5月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。