釣り方はティップラン。ポイントに着き船長の合図があれば餌木を投入。潮の流れの強弱によって船の真下に餌木を入れることもあれば、若干のキャスティングが必要な場面もある。キャスト後は餌木を
フリーフォールで海底まで届け、そこから数回シャクリを入れる。そのあとはラインを軽く張った状態をキープして
アタリを待つ。しばらくしたらまたフリーフォール→シャクリという繰り返し。
アタリはシャクリ後のステイ時に出ることがほとんど。ティップを軽く曲げた状態で待っていると、ティップがさらに入ったり、逆に戻ったりする。それがアタリの合図だ。ちなみに、曲がったティップが戻るようすを「ラン」と表現したことが「ティップラン」というネーミングの由来になっている。
ディープのイカは群れていることがほとんどで、一度アタリが出れば連発することが多い。2kgクラスが連発! という沖縄でしか味わえない衝撃が待っているかも……。
南国沖縄の非日常的なスーパーディープで、常識外れのモンスターがねらえる釣り。今春トライしてはいかがだろうか。
ちなみに善海丸の出船場所はジンベエザメで有名な沖縄美ら海水族館のすぐ近く。景観のよさで知られる瀬底島にはカフェもある。釣り仲間と本気のエギングに挑むのもいいが、家族旅行の1日を釣りにあてるスタイルもオススメである。