S2000

購入検討中の方必見!オーナーの購入体験記

“想いは叶う”って本当だった !?

みーさん
男性/50代/長野県

AP2
2006年8月14日

とにかくこの車が欲しかったから きっかけ:
とにかくこの車が欲しかったから
“想いは叶う”って本当だった !?
クルマのご購入を考えたきっかけ
息子の大学入学に伴ない東京へ引越しに向かったとき、8年目になっていたT社のディーゼルから吐き出される黒い煙に不快感をあらわに車を避ける運転手の皆さん。「もう限界かな?」と感じ、翌年ガソリン車に替えた。といっても、新車が買える環境ではなく中古車を購入した。3人の子供が親の手を離れ社会人になったとき、“自分の好きな車”を購入したいと考えていた。そのときは、T社の「○ラ○ン」か「○ー○?」あたりかな? っと想い耽っていた。
2年前、会社で購入した「Hondaインスパイア」に乗って仕事にでかけるようになった。アクセルを踏み込んだときの車の反応が、自分の求めているイメージとピッタリ。これだ! インスパイアに女房を乗せる機会があり、乗った後に感想を聞くと「いいね」だった。そうだ、「Hondaにしよう」という結論になった。(実は25年程前にアコードに乗っていたが、妙にハンドルも何もかも軽すぎて気に入らなかったことがあり、その後“Honda”は選択肢になかった)
“Honda”とすると、インスパイアかレジェンドかな? と想いつつ…月日は過ぎていった。娘も自動車免許を取得し、自分の車の購入を夢見始めた…。もしかすると、子供たちは自分で車を買い、親の車にはあまり乗らなくなるのでは? と感じ始める。そうなると“2人乗り”でもいいかも知れない。と考え始めた。NSXか…? 高いな。買えないな。中古はどうかな。ということで、久し振りに書店で車の雑誌を見始めた。
すると、え? “S2000?”エスって…20年ほど前、友人が昔の“Honda S800”を購入し、何度か助手席に乗せてもらったが、その時の「軽快に回るエンジン」と「オープンの爽快さ」が、今でも記憶に残っている…あの“エス”? ここ20数年間、子供中心に車選びをしてきたが、結果的にT社の車を23年も乗ってきた。子供の育児や教育で好きな車を買う余裕もなく、発売されていた“Honda S2000”の存在さえも知らなかった。また、見たこともなかった。デザイン、スペック、試乗評価、価格… これだ! 早速、2006年2月の購入を決めた(未承認)。それは乗っていたT社の車検切れのときだった。
ご購入までのエピソード・ストーリー
娘が大学を卒業し、夢見ていたN社「○ー○」を購入した。親の車と縦列駐車で入れ替えが頻繁で大変なため、段差のある庭を平らにする工事と“S2000”のことを考え、2台用のカーポートを設置した。2台の車が干渉することなく、出し入れできるようになった。2006年の正月が過ぎ、いよいよ購入のタイミングが到来する。女房を連れてディーラーに行き見積もってもらう。女房は試乗ができるものと思っていたが、試乗できなかったためか? ご不満。
さらに、営業マンが説明する「希少な車」、「趣味の車」、「実用的ではない」などなど、血の引くようなことばの数々に、「本当に買うつもりなの?」「2人しか乗れないんでしょ? 家族と出かけるときどうするの?」「荷物は積めるの?」「かなりのスピードが出るみたいね、○○に刃物じゃないけど危ないんじゃないの?」「オートマじゃないんでしょ、乗れるの?」「静かな車がいいんだけど、うるさいんじゃないの?」「オープンなんて、恥ずかしくて乗れないでしょ?」しまいに、テレビのコマーシャルで放映される某メーカーのリクライニングシートを指差し“ああいうのがいいな”(沈黙)。最後に娘から、「家族と出かけるとき私の車を使うのは“イヤ”だからね」(さらに沈黙)…
やはり家族持ちが1台で2シーターは無理なのか。年齢的にいって好きな車を購入するのも最後だろうと考え、あの手この手を駆使するが長い付き合いの女房はすべてお見通しで、なすすべがない。最後は女房が「しょうがない子ね(私は4番目の子?)」と察したかどうか? はわからないが子供に言い聞かせてくれたのか? 2月某日、何とかS2000を注文することができた(感謝感謝)。
何が購入の決め手になりましたか?
車は試乗して、納得して、購入するパターンが多いと思いますが“Honda S2000”の場合、私のような地方都市には試乗車がなく、結果的にイメージで購入することになると思います。安い価格でもなく、相当強い思い入れがないと購入できないと感じます。私自身の決め手(少し格好良い表現)としては強い思い入れ以外に3つあります。
1.少しばかり使えるお金があったこと。
2.いままで家族に対して一生懸命勤めてきたこと。
3.足腰が丈夫で健康な体であったこと。
「少しでも長く乗り続けたい」それは健康な体を維持し続けることであり、とても大切なことだと思います。この気持は、これからもできるだけ長くこだわりつづけていきたいと思っています。