シビックTYPE R

購入検討中の方必見!オーナーの購入体験記

チャンピオンシップホワイトの記憶

しげくんさん
男性/30代/兵庫県

タイプR(FD2)
2008年4月4日

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子供が産まれるから きっかけ:
子供が産まれるから
チャンピオンシップホワイトの記憶
クルマのご購入を考えたきっかけ
個性が感じられない…それが白という色のイメージでした。
シビックに初めてタイプRが設定された時も、ルックスと性能に惹かれて購入しましたが、色だけは自分の好きな青がなくて仕方なく白を選んでいたと思います。
しかし、チャンピオンシップホワイトは、Hondaの情熱が宿る色と知り、EK9の納車の時はその色の存在感に圧倒されました。
それ以来、白はタイプRを連想させる僕の大好きな色になりました。
相棒EK9をドライブする時間は本当に最高で、どこへ行くにも一緒。 結婚してからもそれは変わらず、妻もEK9を「相棒さん」と呼んでとても気に入ってくれました。二人の思い出の中には、いつもチャンピオンシップホワイトのEK9がいました。
その相棒も走行距離11万キロを超え、そろそろ買い替えかオーバーホールか、と考えましたが、結納と結婚式で出費も多かったので、そのままEK9に乗り続ける決意をしました。
そんな中、妻から嬉しい報告が。 遂に待望の第一子を授かることに!
ご購入までのエピソード・ストーリー
相棒に我が子を乗せてドライブ…考えただけでもワクワクし、早速チャイルドシート購入に二人で出かけた時の事。

妻 : 「相棒さん、チャイルドシートは積めるの?」
僕 : 「そりゃ積めるよ。でも、3ドアだから後ろには積みにくいかも」
妻 : 「それじゃ、赤ちゃんを乗せる時は私の車(ライフ)で出かけたらいいよね?」
僕 : 「………」

その頃、4ドアシビックでタイプRが出るとの情報がクルマ雑誌でスクープされていました。
もともとセダンは好きではなかったし、新車を買う余裕はなかったので欲しいとは思っていませんでした。 でも、4ドアならチャイルドシートの問題が解決すると思い、その時から情報を細かくチェックすることに。
すると…セダンなのにカッコいい、インテリアも個性的&未来的、スペックも文句なし…。
乗ってみたいという気持ちは、日ごとに盛り上がってきました。
タイプRに拘りたい僕は、他のクルマでは到底納得できず、やがて葛藤の日々が始まりました。

「現実的に考えて、愛着のある相棒に乗り続けるべきだよ」
「いや、相棒はオーバーホールなしであと何年乗れる?新型に乗り換えた方がいいよ」
「貯金がないから無理だよ。それに、思い出いっぱいの相棒を手放せる?」
「じゃ、自分の車で子どもとのお出かけは諦める?」

…悩んだ末にようやく決心し、妻に気持ちを打ち明けることにしました。
何が購入の決め手になりましたか?
「4ドアのタイプRに乗り換えたい」。
しかし、それは思い出の詰まった相棒を失う(下取りに出す)ということ…妻の反応は否定的なものを想像していました。 しかし、意外な答えが返ってきました。
「…いいよ。自分のクルマに子どもを乗せたいんでしょ。 でもね…色は相棒さんと同じ白がいいな」
チャンピオンシップホワイトに思い出を重ねること、それが妻の願いでした。

僕 : 「もちろん!でも、家計に負担をかけるかも…」
妻 : 「どうせ相棒さんみたいに長く大事に乗るでしょ。毎月少しずつ返そうよ♪」

4月3日、相棒EK9との思い出は、チャンピオンシップホワイトと共にFD2に引き継がれました。
相棒との別れは名残惜しかったですが、不思議と悔いはありませんでした。 きっと、その色に思い出の記憶がしっかりと刻まれていたからでしょう。
その一週間後、いよいよ出産との連絡が! 職場からFD2に乗って病院に駆けつけ、出産に立ち会いました。 無事に娘が誕生し、自分の手で抱っこした時は本当に感動しました。
決め手は、僕のタイプRへの拘りを認めてくれた妻の優しさです。 娘と共に1歳になる新相棒FD2は、4ドアならではの便利さと、EK9以上の安心感のある走りで、家族3人の新たな思い出を作り続けてくれています。そして、これからも…。