Hondaは、環境性能のさらなる向上をめざして研究・開発に取り組んでいます。今後は、電子制御燃料噴射装置「PGM-FI」システムを、さまざまなモデルに順次搭載していきます。また、Hondaが一部の車両を除いた全機種に採用している4ストロークエンジンをはじめ、スクーターに採用している「アイドルストップ・システム」や、スポーツバイクに採用している「HECS3(Honda Evolutional Catalyzing System 3)」「エアインジェクションシステム」など、走る楽しさを損なうことなくクリーン化を推進するというHondaの環境思想は、すべてのモーターサイクルに反映されています。
地球にやさしく、タフな未来エネルギー。
Hondaは、化石燃料の代替や排出ガスの削減などの観点から、次世代燃料の研究・開発に取り組んでいます。この燃料電池二輪車は、氷点下でも始動可能な次世代型燃料電池「Honda FC STACK」を二輪車に最適なサイズに設計。125ccスクーターをベースとした車体の中央部に配置し、EV駆動部を後輪スイングアームに集中配置することで、同クラスのエンジンコミューター同等のコンパクトな車体サイズも実現しています。今後は燃料電池システムの軽量化を図るなど、実用化をめざします。