発進クラッチ(2)


クラッチバルブは、ガバナーの動きに従って軸内を移動し、高圧室と低圧室の断続を行います。高圧室と低圧室がつながった状態の場合は、作動油の圧力が低圧室に逃げてしまうため、動力の伝達は行われず、クラッチが切れた状態となります。高圧室と低圧室が分離された場合は作動油が高圧になって動力が伝達され、クラッチがつながった状態となります。HFTの特性をいかし油圧の制御によって作動させているため、スムーズな発進クラッチ機能を実現しています。







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