このシステムは、信号待ちや渋滞などの停止の際に、各センサーからの情報を集中制御するECU(エレクトロニック・コントロール・ユニット)の働きによって自動的にアイドリングをストップさせ、スロットルを開けるとエンジンが再始動し発進する機構で、停車時の燃料消費、排出ガス、騒音をゼロにすることを目的としています。
また、安全性に配慮するため、シート下には着座センサーを装備するとともに、停車中にもアイドルストップモードを知らせるスタンバイインジケーターをスピードメーター内に装備。また、被視認性向上のためアイドルストップ時にもヘッドライトとテールライトが点灯しています。
今回のアイドル・ストップシステムの採用によって、特別な浄化システムを付加することなく、燃費を5.1%(国内排出ガス測定モード*)一酸化炭素排出量で6.9%低減させるとともに、停止時の騒音をゼロとしています。
*国内排出ガス測定モード
運輸省指定のエミッション測定用のモード(実走行により近い走行を想定)
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