giorcub FACT BOOK
- 1999.08
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車体構成
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車体構成は、基本骨格をジョルノから踏襲し、フレームは、サイドフレームにφ34×
t2.0のハイテンション鋼管を採用したアンダーボーンピボットレスフレームとしています。
具体的には、“カブのエンジンでスクーター並の振動レベル”を求め、高剛性としなやかな乗り心地の両立を図りました。
今回新開発した平行リンクエンジンマウントは、φ28mmの管ブッシュを8箇所に採用し、スーパーカブのエンジンの振動特性に合わせ、狭いスペースの中でエンジン振動を吸収する構造としています。
エンジンとスイングアームは、ピボットプレートを介しボルトで連結し、2本サスペンションによって支えています。これによって、ユニットスイングを採用したモデルと比較してバネ下重量の軽減を実現しています。
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フレームの幅は、スーパーカブのエンジンケース外側を通すため、ベースモデルのジョルノより80mm以上幅広としています。また、ステップフロア足置き部の真下を通し、フロアの剛性感の向上と振動の軽減を図っています。
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