スタイリング(1)


[CRF450R]

 全体のシルエットは、軽さを表現するために、軽快感とマスの集中を表現した、逆三角形のフォルムを追求。特にサイドカバーからリアフェンダーは、外形ライン、面形状ともに滑らかにつなぎ、軽やかに見せつつもシンプルで力強いフォルムを創出しました。また、外観部品の面積を必要最小限とし、さらなる軽量感を追求しています。
 さらに、前後フェンダーの先端を極力薄く、また先端部を尖らせた形状として、マスの集中を形でも強力に表現するとともに、それぞれの外観部品の断面形状にもこだわり、各部に強いエッジを持たせることで、研ぎすまされた刃物のような、強くシャープなイメージを造りこみました。
 ライディングポジションでも、極端な前乗りから思い切り腰を引く場合まで、よりアクティブでスムーズな動きを妨げる事のないよう、スリムでフラットなシート、低いタンクとともに、新たにラジエーターシュラウド後端とエアクリーナーケース外壁を滑らかな面でつなぐデザインとし、よりスムーズなライディングポジションと操縦性の向上に加え、今までにないスタイリングを実現しています。
 ボディーカラーには、Hondaモトクロス競技専用車伝統のエクストリームレッドを採用。シート上面表皮まで赤を使うことで「RED Honda」をより強調するとともに、白で統一されたリアまわりとの大胆なコントラストで、新世代のCRFを鮮烈に主張します。





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