CRF150R - 2006.09

 

サスペンション


 フロントは、アウターチューブ最大径50.5mm、インナーチューブ径37mmのカートリッジタイプダンパーの倒立式サスペンションを採用しています。伸び側無段階、圧縮側20段階の細やかな減衰力調整を可能とし、フォーク突き出しは、「CRF150R」では28mm、「CRF150RII」では8mmとしています。
 伸び側、圧縮側ともに無段階の減衰力調整を可能としたリアのプロリンク式サスペンションは、「CRF450R」と「CRF250R」共通のリンクの取り回しと、ホイール径の異なる「CRF150R」「CRF150RII」それぞれのディメンションに合わせた、約103mmのストローク量を有するダンパーのダンピング特性を最適化することで、リンクレシオや減衰力特性の最適化を図っています。また、テーパードタイプの角形スイングアームを採用することで、軽量でありながらも剛性を高め、効率のよい路面追従性を実現しています。さらに、チェーンジョイントを外すことなく交換可能な、メンテナンス性に優れたチェーンガイドも採用しています。

フロントサスペンション

リアサスペンション


クッション減衰力特性





リンクレシオ比較







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