エンジン


 エンジンは、ボアを74mmから75mmにし排気量は954cm3と拡大しました。ボアが拡大しているにもかかわらず、ピストンとピストンピンの重量は大幅に削減され、排気量がアップした際に発生する振動と余分なストレスは排除されています。クランクシャフトとクランクケースも排気量アップに伴い変更し、コンピューターエイデッドエンジニアリング(CAE)によってエンジン全体のフリクションとマスが減少。パフォーマンスとレスポンスが最大限に引き出されています。また水冷オイルクーラーの更なる軽量化を実現し、冷却効率も高まっています。
 さらにスターターモーターのネオジウムマグネットといった細部も小型軽量化され、CBR954RRのパフォーマンス向上に大きく貢献しています。




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