パワーユニット(2)


■徹底した軽量・コンパクト化
 New CBR600RRのエンジンは、全体のディメンションを見直し、クランクシャフトとカウンターシャフトとの間隔を30.5mm短縮することでクランクケースの小型化を実現し、より一層のコンパクト化を実現させています。
 さらに、新たに小型・軽量化したスロットルボディー、マグネシウム合金製ヘッドカバー、小径・軽量化したエキゾースト・バルブ・リフターとシングル化したエキゾースト・バルブ・スプリング、そしてネオジウム磁石を採用した小型ACジェネレーターを採用するなど、細部に至るまで高品質を維持しながらも徹底した軽量化を実施しました。およそ900g軽量化したクランクケースカバーとあわせて、エンジン全体で従来モデルに比べて約2kgもの軽量化を達成しています。
 また、ラジエーターは冷却能力を11%向上させながら、横幅を40mm縮小、縦幅を33mm延長し、230gの軽量化を実現するなど、よりスリムな形状としています。

スロットルボディー ※写真は輸出仕様です。 ラジエーター


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