開発コンセプト(2)


 従来モデルではサーキットでのパフォーマンスに重点が置かれていましたが、New CBR600RRはさらに進化し、より多くのライダーがポテンシャルを引き出しやすいよう設計されています。開発チームは、サーキットでのパフォーマンス向上を求める一方で、すべてのライダーが初めて走る道やコーナーでも楽しめるような扱いやすさを実現することも、重点目標のひとつとしていました。こうした中でNew CBR600RRのポテンシャルは向上し、多くのライダーにとって走る楽しさがさらに広がりました。
 ワインディングでの楽しさの実現に向け、エンジンのパワーフィール、特に中回転域での出力向上、そしてクイックでリニアな操縦性にこだわりました。ライダーのインプットに対して即座に反応するそのハンドリングは、長さを15mm短縮したホイールベース、更なるマスの集中化、そして新装備のホンダ エレクトロニック ステアリング ダンパー(HESD)などにより達成されています。
 さらに、機能美が追求された斬新なデザインのスタイリングも、New CBR600RRの大きな魅力のひとつです。
 さらなる魅力を備えたNew CBR600RRは、公道においてもサーキットにおいても素晴らしいパフォーマンスを発揮し、さまざまなライダーの心をつかむマシンであると確信しています。



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