CBR1100XX - 2001.03

CBR1100XXファクトブックのトップページへ
CBR1100XXファクトブックロゴ
 

パワーユニット(2)


◎ダイレクト・エア・インダクション・システム

 フロントカウルの先端にエアインテークを設置し大量のエアを取り込む、新設計のダイレクト・エア・インダクション・システムを搭載。空気は直接エアクリーナー内に送られ、空気圧を上昇。エンジンの吸気効率を格段に向上させ、優れた出力性能をより高めます。さらにエアダクトには独特な形状をもつ大容量エア・キャビティを採用。いかなる速度でもエアクリーナーへの空気供給を安定させることにより、急激な速度変化に対してもエンジンの出力を有効に作用させることが可能となりました。

インダクション・システム

 

◎PGM-FI(電子制御燃料噴射システム)

 燃料噴射システムは、コンピューター制御のPGM-FIを採用しています。燃料タンクに内蔵された電子式圧送ポンプから送られた燃料を、PGM-FIシステムの2連4ホールのスロットルボディによって最適な霧状化と空燃比を与えシリンダー内に噴射。どんな気象状態においても、スムーズでパワフルな出力特性を発揮できるよう最適な燃焼を促進させます。さらに最新技術によってECU(電子制御ユニット)とマシン本体のデジタル点火制御機構をコンパクトに一体化。いかなる走行状態においても、超精密な燃料噴射の制御によって俊敏なレスポンスとスムーズな出力を実現させるとともに、低燃費化を促進します。さらに、デジタル点火制御機構にはノックセンサーが装備されており、エンジンの回転数に応じて点火時期を最適値に自動調整し、ノッキングの発生を抑えます。
 また、PGM-FIとデジタル点火制御機構による燃焼コントロールは、排気システムなどとの組み合わせにより排出ガス値も大幅に低減。低公害化にも貢献します。

PGM-FI


前ページへ前ページへ前ページへ目次へ次のページへ次のページへ次のページへ