CB400 SUPER FOUR HYPER VTEC
SPECIIIでは、サスペンションセッティングの見直しや、ブレーキ形状の変更を行い、足まわりのさらなる熟成を図っています。
●サスペンション
フロントサスペンションとリアサスペンションは、二人乗り時の乗り心地も考慮し、初期作動が滑らかで、コシを持たせるように減衰力特性を見直しました。これにより、ワインディングから荒れた舗装路や小段差路などまで、オールマイティーな乗り心地を実現しています。また、フロントサスペンションでは、オイルの種類を変更することにより、フリクションの低減も実現しています。リアサスペンションでは、ダンパーオイルの通路径の変更やバルビングの変更を行い、低速から高速域までよりスムーズな作動性を実現しています。 |
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●ブレーキ
フロントブレーキはCB400 SUPER FOUR HYPER VTEC SPECIIで好評を得ているφ296mmのフローティングダブルディスクと対向ピストン4ポットキャリパーを引き続き採用しています。これに対してリアブレーキではキャリパーを、これまでの対向2ポットの下引きタイプから、アクスル上方に取り付けた片押し1ポットタイプに変更。これによりバネ下重量の軽量化を実現することで、サスペンションの作動性・追従性の向上を実現しています。同時に、パットの材質を変更し、コントローラブルで、より高いブレーキ性能を実現しています。
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