XR BAJA - 1996.06

XR BAJA
XR BAJA
 
パワーユニット

 パワーユニットは、エンジンの軽量・コンパクト化に寄与するドライサンプ方式を採用し、理想的な燃焼室形状である半球形燃焼室(RFVC)や、最適なボア・ストローク比(73.0mm×59.5mm)で定評の空冷・4サイクル・OHC・単気筒・249ccを搭載し、高いトラクション性能とライダーの意志に忠実に反応するレスポンス性と、セルフスターターの装備による使い勝手の向上や、不整地における優れた走行持続性能を発揮する扱いやすいエンジンとしています。
 そして今回、CV型キャブレターのセッティングを変更し、スロットルレスポンスをさらに向上させました。
パワーユニット

大気開放型CV(コンスタント・バキューム)型キャブレター
 ニューXR BAJAは、加減速の頻繁な市街地走行に考慮し、スロットル荷重の軽減を図るとともに、低・中回転域でのリニアなレスポンスを実現し、ビギナーからエキスパートまで幅広いユーザー層に合った使い勝手を持ちながらも、高速道路走行時など様々な路面状況でも優れた出力特性を発揮させるとともに軽量化にも寄与する、新設計の強制リフト機構を装備した大気開放型CV型キャブレターを採用しています。
 そして今回、セッティングを変更することでスロットルレスポンスをさらに向上させました。




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