XR BAJA - 1996.06

XR BAJA
XR BAJA
 
はじめに

 1995年1月、ホンダはデュアルパーパスモデル造りの基本思想である“プレイ&エンデューロ”をさらに発展させ、継承した“XRスピリット”のコンセプトのもと「スーパーXR250」および、「スーパーXR BAJA」を発表。
 オフロード走行専用車“XR”の名を与えられて登場したこの双子のマシンは、オフロードバイクを、「より楽しく軽快に」、「より幅広いライダーに」、「長時間のライディングでもストレスなく」楽しんでいただけるものとする“XRスピリット”を具現化させるため、粘り強く扱いやすい出力特性をもつ空冷・4サイクル・単気筒エンジンに、始動の容易なセルフスターターを組み合わせて装備するなど、初心者にもオフロードバイクを一層扱いやすくすると同時に、フレームや足廻りなどの主要構成部品を一新するなどオフロードでの走破性を一段と向上させて登場しました。

 そして今回、街乗りから林道、さらには高速道路を使ったツーリングなど幅広い使い勝手で定評の、「スーパーXR BAJA」をマイナーモデルチェンジし、フューエルタンクの容量アップ、シート形状の変更、サスペンションストロークの変更をはじめとする細部の仕様を専用設計として一層の熟成を図ることにより、ロングツーリングはもとより、乗り心地性の向上や足着き性の向上、安定性の向上、スロットルレスポンスの向上等、XR BAJAの持ち味を最大限に活かしたモデルとして発表いたします。

XR BAJA




← 前ページへ--- 目次へ--- 次のページへ →