排気音の味付けにあたっては「アイドリングから低周波サウンドを効かせた存在感あふれるサウンド」を目標に開発を進めました。
具体的には、排気圧力を極力押さえながらも抵抗なく排出させるため、大容量5Lのφ150mmマフラーを採用しました。
また内部構造を、従来の3パス構造に対して膨張室を1室減らした2パス構造とすることで、排気源音により近い、太さ感ある排気サウンドとするとともに、エキゾーストパイプに3L容量のチャンバー室を設定し、内部にステンレスウールを巻くことで高周波音を減衰させ、排気音の成分であるアイドリング時40Hzから80Hz、スナッピング時125Hzから160Hzの低周波音を低回転域で強調するサウンドとしています。 |
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音圧イメージ図
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排気経路
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排気音周波数特性 (アイドリング)
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排気音周波数特性 (スナッピング)
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