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VTR
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電装系

新型デジタルスパークユニット
 低回転から高回転まで、全域でワイドな出力特性を発揮するエンジン特性を得るため、VTRでは新開発のデジタルスパークユニットを採用し、前後シリンダーで別々の点火時期を設定可能な独立点火方式を採用しています。
 このデジタル・スパークユニットは、CPUスペックを従来の8ビットから16ビット化することで、メモリー容量を大幅に増加させると同時に演算処理能力を大幅に向上させました。
 これによって、それぞれのシリンダーで最適な燃焼が得られ、VTRのエンジン特性は従来モデルを上回るフレキシビリティーとレスポンスの両立が実現しました。
 また、このユニットは、従来の点火ユニットに対し約20%(当社比)の小型化を達成し、完成車設計の自由度向上に貢献しています。
独立点火時期MAP
独立点火時期MAP


電装部品の軽量化とマスの集中化
 重量のあるバッテリーやデジタル・スパークユニットは車体重心近くのシート下に配置し、マスの集中化を図るとともに、スターターマグネットスイッチ等、大電流の流れるハーネスを極力周辺にレイアウトし、効率アップと重量軽減を図っています。
 また、ヒューズボックスやデジタル・スパークユニットなどをバッテリーボックスに全て装着し、ひとつのユニットと考えメンテナンス性にも配慮しています。
 さらに、イグニッションコイルを前・後気筒の点火プラグに対し最短の距離に配置し、ハイテンションコードで配線することで、点火の高効率化と軽量化を実現しました。
 ヘッドライトは、夜間走行でも高い視認性と被視認性を確保するために、60w/55wのハロゲン球を装備したφ180mmの大径ヘッドライトを採用。レンズに、ポリカーボネイトにハードコート処理を施した樹脂製レンズを採用するとともに、ヘッドライトステーも左右分割式タイプとするなど、シンプルかつ軽量なヘッドライト廻りとしています。
 また今回、操舵慣性を抑えるためにメインスイッチ取り付け位置を上方に移動しヘッドライトマウント位置をステアリング回転中心に極力近づけるレイアウトとしています。
電装部品の軽量化とマスの集中化
新設計の小型・軽量のメーター廻り
 メーター廻りは、乗車時の視認性に優れた丸型ダイヤルデザインのメーターケースを新設計しました。形状は余分なスペースを排除し、機能的なスピードメーターケースと小型インジケータ類を一体化したデザインとし、ブルーのメーターパネルを採用しています。
 このメーターパネルは、ブルー地に文字と目盛は白色とすることによって昼間の視認性を高めるとともに、夜間は、文字部のみが透過光によってオレンジ色に発光するなど、昼夜違った個性を見せながら視認性を高めています。
新設計の小型・軽量のメーター廻り


 また今回、エンジンをワイドな出力特性とし全回転域でのフレキシビリティを向上させたことによって、タコメーターがなくても十分に楽しめる走りが実現しました。
 この結果、VTRにおいてはタコメーターを装着せず、同時に操舵系の軽量化とシンプルなコックピット廻りのデザインが実現しました。
小型セルフスターターモーターの採用
 セルフスターターは、今回マグネットの磁力を大幅に向上させることによって、従来モデルと比較してコイル外径をφ68.25mmからφ61.8mmに小径化するとともに、重量を約360g低減するなど、パワーユニットの小型・軽量化に寄与する設計としました。
小型セルフスターターモーターの採用




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