VFR400R - 1987.02

VFR400R
VFR400R
 
FOOTWORK

●PRO-ARM
HRCは片持ちスイングアーム“プロアーム”を'85鈴鹿8H耐久レースよりRVF750に、そして'86日本GPよりRVF400にそれぞれ採用し、圧倒的な強さを発揮しました。この最先端技術をいちはやくVFR400 Rにフィードバック。もちろん市販スーパースポーツ(チェーン駆動タイプ)では初採用です。
プロアームのメリットは、ホイール交換の簡便さ、チェーン調整の容易さ、リア側エキゾーストパイプの取り廻しのよさ、といったことはもちろん、さらにスイングアームの軽量・高剛性化がはかれることも大きな特徴です。

PRO-ARM   PRO-ARM

●ソリッドな効き味を実現したブレーキシステム
フロントにはフローティングWディスクブレーキを採用。
ブレーキディスクを従来モデルよりさらに大径化(φ256mm→φ276mm)。マスターシリンダーとキャリパーのロスストローク量とロールバック量を減少。また、高速域での効力を向上させたパッド材質の採用によって、コントローラブルで高いブレーキ効力を発揮する、よりソリッドな効き味を実現しました。
また視覚的にもマスターシリンダーのリザーバータンクを別体とし、レーシングイメージを高めました。
リアのブレーキディスクも大径化(φ220mm→φ240mm)、さらに従来のツーポットキャリパーからワンポットキャリパーへ変更することによりトータルでの軽量化に貢献しました。

HRCワークスマシンと統一デザイン
迫力のホイール系
ホイールは前後ともにHRCワークスレーサー、RVFと統一デザインのアルミキャストホイールを採用。フロントは6本スポーク、リアは8本スポーク。
タイヤはさらにレーシーな新トレッドパターンを採用。タイヤサイズはフロント100/90-16、リア130/70-18、さらにリアホイールのリムサイズは3.50にアップ(従来3.00)しました。



← 前ページへ--- 目次へ--- 次のページへ →