ピボットレスツインチューブフレーム |
フレームは、軽量・コンパクトなピボットレス構造を採用し、軽量・シンプル・高強度・高剛性のフレームを新設計しました。従来のピボットプレートとダウンチューブを不要としたことで、軽量で定評の従来モデルのフレームと較べ、さらに3.5kgの軽量化が実現しました。
具体的に、この軽量ピボットレスフレームは、エンジンとステアリングヘッドを直接固定するために溶接結合された鋳造エンジンハンガーを持つ頑丈なトリプルボックスセクションによって構成されています。
また、後部にはリアのシリンダーヘッドを囲む大型の鋳造パーツがあり、リアダンパーの上端を固定するかたわら、シートレールを支えています。
今回、デュアルラジエーターシステムを採用しエンジンレイアウトの自由度が増したことで、ステアリングヘッドのキャスターアングルを変更しショートホイールベース化が可能となりました。これらの結果、軽快性と直進安定性の高次元での両立が実現しました。 |
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フレームCAE図
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フレーム構成比較
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フレームメインパイプ断面比較
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