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さらに今回、ロングストロークの180度クランクシャフトを新採用しています。これによって、幅広い回転域で高いパフォーマンス性を発揮し、スーパースポーツからツーリングまで、トルクフルなVFRらしい加速感を実現しています。
クラッチは、V4エンジンの強力なトルクに対応しより広く有効な表面積を持つφ125mmフリクションプレートを8枚採用し、耐久性の高いクラッチシステムとしながらも、軽快なタッチを実現しています。
ミッションは、スムーズなシフト感覚を発揮する6速ミッションを介して動力を伝達します。
| 新開発メタルコンポジットシリンダースリーブ |
VFRのエンジンには、RVF/RC45で採用したメタルコンポジットシリンダースリーブを採用しています。このシリンダースリーブは、セラミックとグラファイトを含んだ焼結アルミパウダーによって成型し、現行のスチール製スリーブと比較し高い耐久性を発揮するとともに、熱伝導の効率を向上させています。また、スチール製と比較して約2kgの軽量化を実現しました。
また、3本リング付きピストンはスリーブとの接触面積を極小化し、フリクションの軽減を図っています。さらに固体潤滑樹脂コーティング（LUBコート）を採用し、ピストンとスリーブの表面焼けを防止すると同時に、フリクションも低減しています。 |
| 吸気系 |
| 吸気系には、大容量のエアクリーナーケースを採用するとともに、ストレートでスムーズな吸気を可能とする、ショートスロータイプのインテークポートを採用、鋭角化された26度のバルブアングルや、最新マップ制御による電子制御燃料噴射装置（ホンダ
PGM-FI）とあいまって、一段とポテンシャルを向上させました。 |
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シリンダーヘッド比較
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