パワーユニットは、'94年にRVF/RC45に搭載して以来、世界のスーパーバイクレースで活躍している水冷・4サイクル・16バルブ・DOHC・90度V型4気筒エンジンをベースに、ストロークを2mm延長した781・エンジンを設計しました。
このエンジンは、従来モデルと比較し、高いトルク特性と最高出力を発揮し、あらゆる場面で扱いやすいフレキシブルなエンジン特性としています。
特に今回、エンジンの側面にレイアウトしたギアドリブンバルブトレインによってシリンダー間のスペースを細小化し、これによってクランクシャフトジャーナルを1箇所省くことが可能となり、エンジン重量とフリクション低減を実現するとともに、完成車ディメンションのコンパクト化にも貢献しています。 |
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エンジン幅比較
(クランクシャフトジャーナル部)
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