SUPERCUB - 1981.02

SUPERCUB
SUPERCUB
 
スーパーカブの生産実績

スーパーカブの生産実績

生産台数 累計台数 ホンダの主な出来事
33 24,195 24,195 スーパーカブ C100発売
34 167,443 191,638 T・Tレース初出場、アメリカホンダ設立
35 564,365 756,003 鈴鹿製作所完成、研究所独立
36 661,398 1,417,401 世界10大レース出場、メーカーチャンピオン獲得
37 790,012 2,207,413 ポートカブ、ホンダジュノオ発売
38 889,005 3,096,418 ホンダ C200発売
39 822,719 3,919,137 ベンリイ CS90発売
40 790,396 4,709,533 ドリーム CB450発売
41 700,296 5,409,829 世界GPレースで5種目チャンピオン獲得
42 526,238 5,936,067 スーパーカブ生産 500万台達成
43 660,482 6,596,549 2輪生産 1,000万台達成
44 601,441 7,197,990 ドリームCB750F、ダックスホンダST50発売
45 735,065 7,933,055 安全運転普及本部発足
46 625,884 8,558,939 2輪生産 1,500万台達成
47 537,867 9,096,806 シャリィホンダCF50発売
48 469,732 9,566,538 モーターレクリェーション推進本部発足
49 634,942 10,201,480 スーパーカブ生産 1,000万台達成
50 493,855 10,695,335 XL125/250発売
51 472,212 11,167,547 ロードパル発売
52 558,634 11,726,181 ホンダウィングGL500、エアラ発売
53 600,147 12,326,328 2輪生産 3,000万台達成
54 520,447 12,846,775 米国オハイオ二輪車工場稼動開始
55 660,140 13,506,915 スクーター・タクト発売
(KD分を含む)

初代スーパーカブC100
初代スーパーカブC100(昭和33年8月発売)

スーパーカブ生産累計

スーパーカブ生産累計

〈ビジネスバイクについて〉
二輪車が世の中で使われ始めた当初は、貴重な交通・運搬の手段“ビジネスの足”として主に利用されていました。
昭和33年、スーパーカブの登場は、50cc、4サイクル、という従来にないすぐれた性能・メカニズムとアンダーボーンの扱いやすい斬新なデザインが大好評を得て、二輪車市場を飛躍的に拡大し、確固たるものにしました。この第一次二輪車ブームとも言われる、スーパーカブの普及がベースとなって、その後、時代の移ろい、生活意識、価値観の変化とともにバイクは“商用”中心から、こんにち“スポーツ・趣味”などさまざまな用途に適したバイクが求められ、スポーツバイク、レジャーバイクといった新しいタイプが生まれ、さらにファミリーバイクへと拡がりました。
それとともに二輪愛好者も年々増加し、昭和54年3月末の日本の二輪車保有台数は、約1200万台(日本自動車工業会調べ)と、3軒に1台の割合で普及しています。
 経済の発展にともなって多様化しながら増大してきた二輪車の中にあって、今昔変わりなく愛用され続けているビジネスバイクは、いわば二輪車の原点、ベーシックバイクといえましょう。

〈ビジネスバイクの使用状況〉
通勤・商用にほとんど毎日使用
ビジネスバイクの使用状況を昭和54年度の「二輪車需要動向調査」でみると、用途では〈通勤・商用〉が全体の73%、週間使用日数でも〈5日以上の使用〉が81%と、スポーツ、レジャー、ファミリーといった他のタイプと比較して圧倒的に多く、仕事に密着した実用車としてほとんど毎日使用されている様子がうかがえます。

主な用途   週間使用日数

ビジネスバイクに求められるのは〈運転操作性〉〈経済性〉〈耐久性〉
仕事の足としての使用頻度が高いビジネスバイクは、どのような要素が求められているか。購入時の選択ポイントとして〈運転操作が簡単〉〈燃費・維持費が安い〉〈耐久性がある〉などが重視されており、他のバイクは〈スタイル〉が重視されているのと比べ著しい違いを見せています。

選択理由




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