年 |
生産台数 |
累計台数 |
ホンダの主な出来事 |
33 |
24,195 |
24,195 |
スーパーカブ C100発売 |
34 |
167,443 |
191,638 |
T・Tレース初出場、アメリカホンダ設立 |
35 |
564,365 |
756,003 |
鈴鹿製作所完成、研究所独立 |
36 |
661,398 |
1,417,401 |
世界10大レース出場、メーカーチャンピオン獲得 |
37 |
790,012 |
2,207,413 |
ポートカブ、ホンダジュノオ発売 |
38 |
889,005 |
3,096,418 |
ホンダ C200発売 |
39 |
822,719 |
3,919,137 |
ベンリイ CS90発売 |
40 |
790,396 |
4,709,533 |
ドリーム CB450発売 |
41 |
700,296 |
5,409,829 |
世界GPレースで5種目チャンピオン獲得 |
42 |
526,238 |
5,936,067 |
スーパーカブ生産 500万台達成 |
43 |
660,482 |
6,596,549 |
2輪生産 1,000万台達成 |
44 |
601,441 |
7,197,990 |
ドリームCB750F、ダックスホンダST50発売 |
45 |
735,065 |
7,933,055 |
安全運転普及本部発足 |
46 |
625,884 |
8,558,939 |
2輪生産 1,500万台達成 |
47 |
537,867 |
9,096,806 |
シャリィホンダCF50発売 |
48 |
469,732 |
9,566,538 |
モーターレクリェーション推進本部発足 |
49 |
634,942 |
10,201,480 |
スーパーカブ生産 1,000万台達成 |
50 |
493,855 |
10,695,335 |
XL125/250発売 |
51 |
472,212 |
11,167,547 |
ロードパル発売 |
52 |
558,634 |
11,726,181 |
ホンダウィングGL500、エアラ発売 |
53 |
600,147 |
12,326,328 |
2輪生産 3,000万台達成 |
54 |
520,447 |
12,846,775 |
米国オハイオ二輪車工場稼動開始 |
55 |
660,140 |
13,506,915 |
スクーター・タクト発売 |
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(KD分を含む) |
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初代スーパーカブC100(昭和33年8月発売) |

〈ビジネスバイクについて〉 |
二輪車が世の中で使われ始めた当初は、貴重な交通・運搬の手段“ビジネスの足”として主に利用されていました。
昭和33年、スーパーカブの登場は、50cc、4サイクル、という従来にないすぐれた性能・メカニズムとアンダーボーンの扱いやすい斬新なデザインが大好評を得て、二輪車市場を飛躍的に拡大し、確固たるものにしました。この第一次二輪車ブームとも言われる、スーパーカブの普及がベースとなって、その後、時代の移ろい、生活意識、価値観の変化とともにバイクは“商用”中心から、こんにち“スポーツ・趣味”などさまざまな用途に適したバイクが求められ、スポーツバイク、レジャーバイクといった新しいタイプが生まれ、さらにファミリーバイクへと拡がりました。
それとともに二輪愛好者も年々増加し、昭和54年3月末の日本の二輪車保有台数は、約1200万台(日本自動車工業会調べ)と、3軒に1台の割合で普及しています。
経済の発展にともなって多様化しながら増大してきた二輪車の中にあって、今昔変わりなく愛用され続けているビジネスバイクは、いわば二輪車の原点、ベーシックバイクといえましょう。 |
〈ビジネスバイクの使用状況〉 |
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ビジネスバイクの使用状況を昭和54年度の「二輪車需要動向調査」でみると、用途では〈通勤・商用〉が全体の73%、週間使用日数でも〈5日以上の使用〉が81%と、スポーツ、レジャー、ファミリーといった他のタイプと比較して圧倒的に多く、仕事に密着した実用車としてほとんど毎日使用されている様子がうかがえます。 |
● | ビジネスバイクに求められるのは〈運転操作性〉〈経済性〉〈耐久性〉 |
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仕事の足としての使用頻度が高いビジネスバイクは、どのような要素が求められているか。購入時の選択ポイントとして〈運転操作が簡単〉〈燃費・維持費が安い〉〈耐久性がある〉などが重視されており、他のバイクは〈スタイル〉が重視されているのと比べ著しい違いを見せています。 |

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