| ●エンジン |
| 燃費(105km/L)と出力(4.5PS)をともに向上させた新設計4サイクル49ccのエコノパワーエンジン。 |
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| ● |
燃焼室内の混合気をムダなく良く燃やすために、シリンダーヘッド部とピストン頭部の間に最適なスキッシュエリアと角度を設け、なおかつピストン頭部形状の改良により、混合気のカクハン効果を促進させ、確実な火炎伝播を得て燃焼効果の向上をはかった。 |
| ● |
燃焼室は熱エネルギーを出来るだけ失なわないように、表面積と容積の比(サーフェイスボリュームレシオ)の低減をはかった半球形とした。 |
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| ● |
空気の流れをスムーズに、かつ流速を高めるため吸気管の形状と吸気バルブの小径化をはかった。また、これにより吸気慣性を積極的に利用でき燃焼室内への充てん効率も高めた。 |
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| ● |
ピストン、コンロッドなどの往復運動部分の軽量化、カムシャフト軸受部分のフリクション(摩擦抵抗)低減、発電用コイルコア(鉄心)の小型化を図り磁気ロスを低減するなどで摩擦損失を少なくした。 |
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| ●スタイル |
| 発売当初(昭和33年)から好評の基本レイアウト〈アンダーボーン、プレスフレーム、レッグシールド、水平型空冷4サイクルエンジン、大径タイヤ〉はそのままに、泥ハネ、風防性をさらに高めた新大型レッグシールドを採用しより頼りがいのある機能的なスタイルとした。 |
| ●主要諸元 |
| *〈 〉内はDELUXEセル付です。 |
| 車名(型式) |
スーパーカブ50(C50) |
スーパーカブ50DELUXE(C50) |
スーパーカブ70DELUXE(C70) |
スーパーカブ90DELUXE(HA02) |
| 全長(m) |
1.800 |
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← |
1.805 |
| 全幅(m) |
0.660 |
← |
← |
← |
| 全高(m) |
1.010 |
← |
← |
1.015 |
| 最低地上高(m) |
0.130 |
← |
← |
0.135 |
| 車両重量(kg) |
77 |
78〈82〉 |
80 |
83〈87〉 |
| 乾燥重量(kg) |
73 |
74〈78〉 |
76 |
79〈83〉 |
| エンジン |
空冷4サイクルOHC単気筒 |
| 総排気量(cm3) |
49 |
← |
72 |
85 |
最高出力
(PS/rpm) |
4.5/7,500 |
← |
5.7/7,000 |
6.8/6,500 |
最大トルク
(kg-m/rpm) |
0.48/5,500 |
← |
0.66/5,500 |
0.79/5,500 |
| 登坂能力(tanθ) |
0.38(約21度) |
← |
0.34(約19度) |
← |
| 最小回転半径(m) |
1.8 |
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| 燃費(km/L)定地走行テスト値 |
105(30km/h) |
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75(50km/h) |
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