STEED - 1998.02

STEED
STEED
 
フレーム/車体

 フレームは、基本骨格を従来モデルから踏襲した上で、フロントサスペンションの変更に伴い、今回へッドパイプ廻りの部材を高張力鋼板に変更、フロントフォークとの最適なバランスを確保しています。

 シートは、形状と内部構造を大幅に見直したセパレートタイプを新設計しました。このシートは乗り心地性を損なうことなくクッション厚を20mm削減し、サスペンションでの10mmと合わせて合計30mmのローダウン化を実現、650mmの低シート高の実現に寄与しています。

 さらに、専用設計のティラーバーや、スプリンガーフォークの乗り心地とあいまって、地を這うようなライディング感覚を実現しています。


フューエルタンク
 従来のフランジタンクに代わり、STEED VLSではフランジレスタンクを新採用しています。
 今回新設計したフランジレスタンクは、三次元曲面を最適な条件で溶接する熟練工の技術をロボットが再現。熟練技術者の高度な溶接技術を最新のファクトリーオートメーションと融合させることによって、カスタムメイド感溢れるセクシーなフューエルタンクの量産化を実現しました。
 また新たに、インジケータボックスに燃料残量警告灯を設置し、使い勝手を向上させています。
フューエルタンク


シームローラー溶接



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