今回、10年目のSTEEDの進化した姿であるSTEED VLSの開発にあたっては、初代STEED以来追求してきた多種多様な価値観を始め、国内や米国市場でのカスタムモデルのトレンドや、ユーザーによるカスタムメイドの嗜好性、社会のファッショントレンド等を分析し、カスタム本来の魅力と可能性を徹底追求しました。そして、開発チームが得た結論は『歴代モデルをベースに究極のカスタムSTEEDを造る』という
“可能な限りのファクトリーカスタムの創造” でした。
具体的には、【SPIRIT OF THE PHOENIX】の基本要件を踏襲した上で、各要素にさらに磨きをかけることをファクトリーカスタム具現化へのアプローチと考え、ニューSTEEDの姿をイメージしました。
そして、所有者が見て感じる【SPIRIT OF THE PHOENIX】の要素として、
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セクシーなロー&ロングフォルム |
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ワイルド感溢れるVツインエンジン |
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クロームメッキをふんだんに施した、特徴溢れるフロント足廻り |
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カスタムメイドを醸し出すクオリティの高い部品構成 |
さらに、ライダーが乗って感じる【SPIRIT OF THE PHOENIX】の要素として
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モーターサイクルライディングの世界観を変えるローシートによるライディングポジション |
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どっしり落ち着きあるハンドリング特性と乗り心地 |
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味わいあるVツインエンジンの鼓動感 |
の全てに、ファクトリーカスタムならではのこだわりを注ぎ込んでカスタム化を図りました。
さらに、今回、カスタムモデルで最も重要なポイントであるロー&ロングなフォルムについてさらに追求した結果、スプリンガーフォークの採用とシート形状の見直しによって、さらなるローダウン化を実現するとともに、従来のカスタムモデルにはなかった新感覚のライディングポジションと乗車感覚を実現しました。
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