Steed VSE/VLX/VCL
- 1996.01
STEED・VLX(400)/VCL/VSEともにパワーユニットは、力強さと鼓動感で定評の水冷・4サイクル・OHC・3バルブ・V型2気筒398cm3をベースに、今回、マフラーの内部構造を変更するとともに、キャブレターセッティングの変更や、バルブスプリング(イン/エキゾースト)のシングル化によるフリクションの低減、3〜4速ミッションのハイレシオ化を施しました。(変速比:3速1.590→1.545、4速:1.272→1.200)。
これらによって、従来モデルと比較してより低回転域でのトルク感の向上を図り、さらに、歯切れの良い排気音を実現するとともに、アイドリング時の車体の揺れや、クルージング中の心地よい鼓動感等の向上を図っています。
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ミッションレシオ配分 |
排気系は、マフラー内部のディフューザーパイプの穴数を増やし排圧を下げ、レスポンスの向上と歯切れの良い排気音を実現し、鼓動感の向上に寄与しています。
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マフラー断面図 |
チェンジ機構は、シフトフォークをフルフローティング化することでフリクションを低減させ、より滑らかなチェンジフィーリングとしています。
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