その後ラクーンは、「ラクーン20/24インチ」として1997年2月にモデルチェンジ。 お客さまがお求めやすい価格設定と合わせ、取り扱い性に優れた低床U字型フレーム
デザインの採用、新アシストユニットによる航続距離アップ、バッテリー残量お知らせ ランプの追加、3.5時間ワンタッチクイック充電器など、利便性のさらなる向上を
図った結果、'97年の販売台数で前年比約200%の46,000台の販売を記録しました。

ラクーン 20 RX-3 (1997年)
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ラクーン 24 UX-1 (1997年)
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また本年1月には、男性を中心とした幅広いお客さまのご要望に応え、軽快性が高く
ファッショナブルなデザインの「ラクーン26インチ」を発表するなど、ホンダは常に、
都市部のライフスタイルと交通環境の変化に対応し、より多くのお客さまに電動
アシストサイクルの利便性と楽しさを感じていただくことを主眼に、その普及と
さらなる使い勝手の向上を目指した製品開発を行って参りました。

ラクーン 26 LX-3B (1998年)
今回、この考えをさらに推し進めるべく、「遊び心と走る楽しさ」を兼ね備え
「軽快、コンパクトで乗用車への積載も可能」な全く新しい電動アシストサイクルとして、
「ラクーンCOMPO」を開発し、1997年「第32回東京モーターショー」をはじめ、
「東京国際自転車展」に参考出品し、多くの方々から“ホンダらしい面白いコンセプト”
という高い評価を頂きました。
この度「ラクーンCOMPO」の上市にあたり、市場の活性化を目指してよりお求めやすい
価格設定とするとともに、電動アシストサイクルのさらなる利便性を広げる、
21世紀の新しい都会派コミューターとして発表いたします。

ラクーンCOMPO
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