フレーム設計にあたっては、「人と車の対話」に重点を置いて研究を重ねました。自然な操舵感、すなわち自分がマシンを操っているという実感を持たせるためには、自然な舵角や捩れを発生するしなやかな剛性バランスを持つフレームをつくることが重要です。
そのために、
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ヘッドパイプにジョイントされているR側のダウンチューブを、t2.0、1.4、1.6mmの3種類の肉厚のパイプで構成。 |
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角断面リア・フォークも、クロスメンバー部に穴を設定。 |
などにより、しなやかさを最大限に引き出すことのできる設計としています。
これらに加え、ヘッドパイプの下端の高さも695mmから735mmに上げ、自然な舵角が入り、乗ることそのものが楽しめる操舵応答フィーリングを実現しました。 |
フレームCAE図
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