車体構成


 フレームには強靭でしなやかな特性のダブルクレードルフレームに加え、剛性バランスに優れる、長さ600mmの片持ち式スイングアーム(プロアーム)を採用。1,610mmのロングホイールベースを基本としながら、スイングアームの下に排気系のチャンバーを配置、燃料タンクも二分割にして一方をシート下にレイアウトするなど、徹底した低重心化とマスの集中化を図りました。
 さらに、キャスター角は、一般的なクルーザーモデルより、ネイキッドスポーツモデルに近い28°30′とし、前輪分担加重率もネイキッドスポーツモデルと同等の48.5%を実現。また、スイングアームピボット部をチェーンドライブと同様の貫通ボルトタイプの構造とすることで高剛性化と軽量化を実現。これらによって、しっかりとした安定感と、軽快かつ手ごたえのあるハンドリングを両立し従来のモデルにない新しい乗り味を実現しています。






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