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デルタ・プロリンクの作動フリクションを低減
横方向の加重を受けるスラストワッシャーをデルタ・プロリンクの各軸受け部に新設。オイルシール内側の妨塵、潤滑された位置に配することで、フリクションを低減させるとともに、耐久性をも向上。
ダンパーの上下取り付け部のスフェリカル・ベアリング(ボールナット)には、低フリクションのテフロンライナー入りを採用。
これらによって、リア・サスペンション全体の作動フリクションを1/2以下に低減。 |
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減衰力特性の改良
ダンパーの減衰力特性を見直し、低速から中速域への減衰力の変化を滑らかにし路面の凹凸に対しよりスムーズでプログレッシブな吸収性を実現。 |
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減衰力の温度補正システムを従来のメインバルブ側だけでは無く、圧側の減衰力アジャスト部にも追加し、より正確なオイルの粘性変化に対する補償を行うことにより、熱ダレによる性能低下を減少。 |
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リアホイールAssy.
タイヤは、より幅広い路面コンディションに適合させるべく、構造とパターンを変更。 |
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(CR250R) |
リア・サスペンション減衰力特性図 |
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リア・スプリングアクスル荷重特性 |
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(CR125R) |
リア・サスペンション減衰力特性図 |
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リア・スプリングアクスル荷重特性 |
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プロリンクレシオの変更(CR125R)
加えてCR125Rでは、プロリンクレシオも変更。レシオ特性をより直線的でレシオ変化の大きい方向へ変更、スムーズなストローク感と、ライダーの体重差やコース状況の違いなどへの対応幅の大きい特性を実現。 |
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プロリンクレシオ特性
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スイングアーム(CR125R)
軽量で強度・精度に優れたハイブリッド式スイングアームは、鋳造のクロスボデー部を一新し、剛性バランスを改良すると同時に軽量化をも実現。 |
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