CR250R/125R - 1990.08

CR250R/125R
CR250R/125R
 
フロントフォーク


スプリング位置を、従来のカートリッジ外周からカートリッジ上部に配置し、オイルへの影響を低減するとともに、シリンダー内径とロッド径をアップし、カートリッジ周辺のオイル通路を拡大。オイルの流れをよりスムーズにして、より過酷な使用状態においても安定した減衰力と、より戦闘力の高いサスペンション特性を実現。
シリンダー内径   20mm→25mm
ロッド径 10mm→12mm

新設計の低フリクションのオイルシールを採用するとともに、スライドパイプ表面のバフ掛けを横方向とし、油膜保持性を改良して作動フリクションを格段に低減。

スプリングの外周面にバフ掛けを施し、スプリング外周とスライドパイプ内面との作動抵抗を低減させ、作動性を向上。

アウターチューブ内面に硬質アルマイト処理を施し耐摩耗性を向上。

オイルロック機構を変更。カートリッジ外周のオイルの流れを止め衝撃を吸収するタイプから、カートリッジ上部に独立したオイルロック機構を設けることによって、より安定したオイルロック効果を実現。

※フロントクッションスプリング・バネレート
    CR250R : 0.38→0.40kg/mm
CR125R : 0.36→0.38kg/mm
  フロントフォーク

―フロントサスペンション減衰力特性図―
―フロントサスペンション減衰力特性図―CR250R   ―フロントサスペンション減衰力特性図―CR125R



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