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シリンダー |
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掃気タイミングを進め、排気通路を拡大することにより、排気チャンバー仕様とのベストマッチングを図り、高回転域でも'89同様の高レベルの出力を確保しながら、排気タイミングを遅らせることによって、混合気の吹き抜けを低減させ、低回転域での充填効率を一層向上。 |
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(2) |
排気チャンバー |
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'89に対し全長で20mm短縮。 |
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(3) |
シリンダーヘッド |
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2次圧縮比を8.8から8.5に下げることによって、極低回転域での滑らかさを向上。また、点火プラグの配置を2.5mm上方に設定し、自己清浄性を向上。 |
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(4) |
ACGフライホイール |
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ACGフライホイールマスを5.0kg-cm2から4.0kg-cm2へと変更し、フライホイールマスをクランクに集中。 |
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(5) |
クランクシャフト |
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クランクウェーブとクランクピンの剛性を高め、耐久性をより向上。 |
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(6) |
クラッチAssy. |
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フリクションディスク(7→8枚)とクラッチプレート(6→7枚)をそれぞれ1枚増すことにより、耐久性を向上させると同時にレバー荷重も低減。 |
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(7) |
吸気系 |
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キャブ・インシュレーターからリードバルブへの通路形状をより滑らかにし、吸気乱流の低減を図ることによって、スロットル・レスポンス向上に貢献。 |