CBR400RR - 1990.02

CBR400RR
CBR400RR
 
ダイレクト・レスポンス・ハンドリング

(6) ブレーキ

 フロントは、'89CBRの良さを生かした鋼管配管・FATキャリパーを使用したφ296mmのフローティングタイプの油圧式ダブル・ディスクブレーキで、細部の改良を図ることで、元来くいつき性の良い焼結パッドの特性やフロントフォークの位置依存機構の効果と相まって一段とコントローラブルでリニアなタッチに仕上げています。

 リアブレーキは、滑らかな効き味を発揮する油圧式ディスクブレーキで、ディスクプレートは軽量の4本締めタイプを採用しました。
 また、足による高い入力が入ることから、ブレーキホースに適度な膨張性を持たせ、コントロール性を向上させています。

(7) 実用性の高いユーティリティ・ボックス

 タンデムシート下部のユーティリティ・ボックスはキー操作でワンタッチ開閉できるシートヒンジ式を採用して使い勝手を向上させています。また、スペースも4.0Lから5.5Lへと大型化しました。

(8) 可動式リアフェンダーの採用

 ナチュラル・ホワイト樹脂材の可動式リアフェンダーは、精悍なリアビューを演出するとともに、整流効果を発揮。また、左右のステップガードにも同材質を採用。

(9) 収納式ピリオンステップ

 一人乗りの際には、サイドカバー内側に折り込み、すっきりとしたスタイルを演出できる収納タイプのピリオンステップを採用。




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