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フロントは、新たにφ276mmのフローティング式・ダブルディスクブレーキを採用。優れた制動性能を得るとともに、初期入力時のくいつき特性を、より穏やかにすることで、フロントフォークの位置依存機構の効果と相まって、より幅広い使い勝手にも一段とコントローラブルでリニアな制動フィーリングを発揮させています。
リアは、ブレーキホースに適度な膨張性を持たせるとともに、レシオの見直しを図り、ステップ同軸ペダルの採用と相まって、コントロール性に優れた滑らかな効き味となっています。 |
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ヘッドライトは、レンズカットを変更し、特にロービーム時の横方向への配光性を向上させ、大型ウインカーライトの採用と相まって被視認性の向上にも配慮した設計としています。
同時に、従来ヘッドライト側についていた取り付け用のパーツをフレーム側の取り付けステーに組み込むとともに、メーター廻りもシンプルな構造とし、軽量化を図ることによって、慣性マスの集中に貢献しています。
また、コンビネーション・メーターは、外形の小型化や部品点数の削減などによって重量を19%減少させるなど、慣性マスの集中化に貢献させています。 |
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エンジン回転の急変動時に、タコメーター信号を補正制御することによって、指針を常に実回転数にリアルタイムに追従させるリアルタイム・タコメーターを採用。
同時に、CPUの大容量化によって、デジタルイグナイターからの電気信号を信号数変調式から信号幅変調式のPWM制御方式とすることが可能となり、メーター側駆動回路のシンプル化を図り、エンジン回転の急変動時の指針追従性を一段と向上させています。 |
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タンデムシート下部のユーティリティ・ボックスはキー操作でワンタッチ開閉できるシートヒンジ式を採用し、使い勝手を向上させています。また、容量も5.5Lの大型化サイズとしています。 |
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ペダルの同軸化によって、足の動きとペダルのストローク量を同一にすると同時に、レシオ(ペダルストローク)の最適化を図ることによって、ブレーキ&チェンジフィーリングを一段と向上させました。 |
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一人乗りの際には、サイドカバー内側に折り込み、すっきりとしたスタイルを演出できる収納タイプのピリオンステップを採用しています。 |
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