ミニバンが多くの人に受け入れられていくなかで、 日常生活に身近なサイズで3列シートの空間を実現した初代ストリームは、ミニバンに新しい潮流を生み出しました。 今やこのカテゴリーは、乗用車のスタンダードといえるまで成熟したように思います。
新しいストリームを開発するにあたり、これほど多くの方々に愛用されているクルマであればこそ、 これからの時代に相応しい価値を生み出し、次のステージへ進むべきだと考えました。 それは、移動の道具として生活の楽しさを創造するクルマから、 一人ひとりをもっと魅力的に輝かせるクルマへと向かわせることでした。
単にデザインを追い求めるだけでなく、着心地もよく動きやすい機能的な服が、 着る人をイキイキとさせ輝かせるように、ドライバーの操作に対してリニアに応えたり、 乗員の居住まいに対してしっくり馴染むクルマと接することで、人をイキイキとさせる。 私たちはそんなクルマづくりを目指し、基礎的なことから細部に至るまで「使う」ということに徹底的にこだわり、 見て乗って走って、あらゆるシーンで人の感覚と溶け合う機能・性能・質を仕立てました。
乗る人のライフスタイルをスタイリッシュに演出し、所有する歓びが得られる。 ドライバーズ・カーとして走りが楽しめ、多人数でも居心地よく移動できる。 「使う」ほどに、カーライフをもっと魅力的にする、乗用車の新しい理想型を創出できたと確信しています。 その名のとおりNewストリームは、また新たな潮流を生み出します。 |
開発責任者 筒井 研也 |
 |
 |
 |
筒井 研也 (つつい けんや)
(株)本田技術研究所 主任研究員
1977年、本田技研工業(株)入社。
完成車動力性能研究を経て、 '96年S-MX、'99年オデッセイのLPL代行、 '01年アヴァンシア ヌーベルバーグ、 '01年オデッセイ アブソルート、 '04年インテグラのLPLを担当。 今回ストリームのLPLを務める。 趣味はゴルフ。 愛車はCR-V。 | | |