MDX FACT BOOK
MDX 2003.2.27
安全性能


Gコントロール技術に基づき、高水準を追求した安全性能。
「傷害値の低減」と「生存空間の確保」を
高水準で両立する、Honda独自のGコントロール技術。
Hondaは衝突安全性能において、乗員に対する「傷害値の低減」が課題となる前面フルラップ衝突と、「生存空間の確保」が課題となる前面オフセット衝突の双方を高水準でクリアすることを目指し、独自のGコントロール技術で対応。MDXは、前面フルラップ衝突55km/h、前面オフセット衝突64km/h、側面衝突55km/h、後面衝突50km/hに対応する、新・衝突安全設計ボディを実現しています。
Gコントロール技術
Gコントロール技術
独自の目標を設定したクルマ相互の衝突実験を実施。
Hondaは、リアルワールドの衝突安全研究を推進するために、クルマ相互の衝突実験を実施。事故統計の分析から、「相手重量2トンクラスまでの乗用車、双方の衝突速度50km/h、50%前面オフセットの衝突」という独自の研究目標を設定しています。
クルマ相互の衝突実験/テストモード
相手重量2トンクラスまでの乗用車、正面衝突 テスト車両によるクルマ相互の衝突実験
相手重量2トンクラスまでの乗用車、正面衝突 テスト車両によるクルマ相互の衝突実験
右MDX(北米仕様車)
独自の衝撃吸収フレーム構造。
車両対車両の前面衝突時において、相手車両の衝撃吸収部材の高さとあうように、MDXではサイドフレーム先端部に「コンパティビリティ」ブラケットを設定し、双方が効果的に衝突時の衝撃を吸収できるように配慮しています。 「コンパティビリティ」ブラケット
全方位からの衝突に対応した、優れたエネルギー吸収構造。
車両の前後を貫く2本のメインフレームと、クロスメンバー、4リングシェル構造の採用で、あらゆる方向からの衝突に対しても衝撃を効果的に吸収・分散します。
衝撃吸収構造図
衝撃吸収構造図
頭部衝撃保護インテリア
室内のルーフサイドや各ピラー内部を衝撃吸収構造とし、衝突時に乗員の頭部への衝撃を緩和します。
1列目シート用i-サイドエアバッグシステム(助手席乗員姿勢検知機能付)
車両の左右と中央部に側面衝突検知センサーを設置。より的確なタイミングで作動します。また乗員姿勢検知センサーを助手席シートに内蔵。体格や姿勢を検知してエアバッグの展開を制御します。
1列目シート用i-サイドエアバッグシステム(助手席乗員姿勢検知機能付)
写真は機能説明のため、両席エアバッグ、前席用i-サイドエアバッグともに展開した状態を再現し、合成したものです。
運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステム
電子式フロントセンサーを使用することで、衝突速度に応じたより効果的な展開性能が得られるように制御しています。
さらなる安心を備えた充実の安全装備。
●1列目シート3点式ロードリミッター付プリテンショナーELRシートベルト
●2列目シート3点式ELR/ALRシートベルト
●3列目シート3点式ELRシートベルト
●EBD(電子制御制動力配分システム)付ABS
●ISO FIX対応チャイルドシート固定専用バー+テザーアンカー(2列目左右席)



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