MDX FACT BOOK
MDX 2003.2.27
Design


大自然の雄大さと、都市の知的センスをあわせ持つ、プレミアムSUVデザイン。
デザインコンセプトは、「ラフ&インテリジェンス」。
荒々しい大地を疾走する力強さと、都市の洗練、
そして内に秘めたやすらぎの心地よさ。
まずエクステリアにおいては、MDXの大きな価値のひとつである、「あらゆる道での安心感や力強さ」と「都会的洗練」を表現したいと考えました。そこで、大草原を力強く疾走し、いざという時にはとても俊敏な動物「Rhinoceros(サイ)」をモチーフにイメージを重ね、さらに都市の風景に似合うよう、全体のフォルムから細かなディテールまでこだわりました。一方インテリアについては、もうひとつの大きな価値である「上級車としての質の高さ」を徹底的に追求。シンプルで力強い造形の中に自然素材を組み合わせたモダンな建築様式「サンタフェ・スタイル」をイメージに取り入れました。大きく包まれた落ち着き、安らぎを感じる曲面、明るい大きなグラスエリア、本革や木目調パネルなどと、高機能装備などを緻密にマッチング。知的で上質な心地よさをデザインしています。
Photo:MDX エクスクルーシブ
洗練されたデザインと、ソリッドで躍動感のあるフォルムを融合したエクステリア。
なだらかにスラントしたノーズから、前傾したテールゲートまでなめらかに連続した、豊かで張りのある面構成。洗練されたデザインとともにソリッド感のある力強いフォルムによって、美しくかつ堂々としたエクステリアを実現しています。
[迫力のある精悍なフロントビュー]
直線的なライン構成のフロントグリルと、スキッドガード機能を表現した強い個性のバンパー、シャープなデザインのヘッドライトを組み合わせ、引き締まった精悍な表情を持たせています。
[スポーティで洗練されたサイドビュー]
SUVの新潮流を感じさせるなめらかなプロポーション。シンプルなボディセクションや、開放的なグラスエリア、低く伸びたルーフラインが、美しさを表現。張り出したフェンダーをはじめ力強い下半身が躍動感を生み出しています。
[機能に裏付けされたリアビュー]
スペアタイヤをテールゲートに設置せず、フロア下に収納したことで、すっきりとした印象を実現。テールゲートは、低床・フラットで荷物の出し入れがしやすいラゲッジフロアの機能性を活かした、シンプルなデザインとしています。
豊かさをもたらす上質感に、機能性や操作性を融和した、
プレミアム性あふれる高品位インテリア。
インテリアに求めたのは、上級ドライバーズカーとしての品格と、ゲストを招き入れるための落ち着き。そのために、本革や木目調パネルをふんだんに採り入れ、プレミアム感を演出。カラーリングはグレーを基調としたシックなツートーン(ボディカラーがブラックの場合はブラックのモノトーン)とし、上質な雰囲気を生み出しています。また、運転席まわりでは、メーター類やスイッチ類を見やすく操作しやすい配置としています。



前ページ前ページ前ページ目次次ページ次ページ次ページ