HCM(ホンダ・オブ・カナダ・マニュファクチャリング)
第2生産ライン。この、高効率・高品質を徹底追求した
専用ラインで、ラグレイトは生産されます。
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HCM第2生産ライン。このラインは、ラグレイトおよびラグレイトの北米仕様車を生産するための専用ラインとして新設されました。ここでは生産の高効率化や高品質化を徹底して図るとともに、生産段階での環境対策にも積極的に取り組んでいます。また、昨年9月にひと足先にラインオフされた北米仕様車は、発売と同時に、ミニバンの本場で早くも高い人気を獲得しています。こうした優れた資質に、日本ならではの価値を融合したラグレイトは、HONDAの国際ネットワークによって生産されています。
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HCM/第2生産ライン概要 |
●所在地 |
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カナダ・オンタリオ州アリストン |
●稼動開始 |
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1998年8月 |
●従業員数 |
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約570人(HCM全従業員数:約2,650人) |
●建屋面積 |
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66,500m |
●生産工程内容 |
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溶接、塗装、組立、完成車検査 |
●年間生産能力 |
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120,000台(フル操業時) |
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●溶接部門
ホンダエンジニアリング製の高性能溶接マシンが、ラグレイトの大型ボディを高精度に溶接。
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●塗装部門
最新技術のベル型噴出口を採用。塗装のムダを劇的に削減するとともに、水性塗料を採用し、環境にも配慮しています。
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●組立部門
全ホンダ車中、最大のボディサイズでありながら、コンパクトかつ生産効率に優れたラインで組み立てられています。また、人間工学に基づき、スタッフが自然な姿勢で作業できるように設計されています。
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●完成車検査部門
外観検査や高速テストコースに加え、屋内に石畳路(悪路)のテストコースを併設。お客様に高品質をお届けする、という決意のもと、それを具現化する設備が整えられています。
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昨年秋から販売している北米では、
早くも高い評価をいただいています。
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ラグレイト(現地名・オデッセイ)は、98年10月に北米で販売開始。強豪がひしめく北米マーケットで、他車とのインプレッション比較では、3.5 V6 VTECエンジンをはじめとするパフォーマンスや、
4リングシェル構造による安全性能の高さとともに、フラットフロアやシートアレンジの多様性、ラゲッジスペースの使い勝手など、各比較ポイントで高得点をマーク。その結果、カナダのモータージャーナリスト達が評価を下すAJACカー・オブ・ザ・イヤーにおいて、ベスト・ニュー・バンとトラック(荷室保有車)・
オブ・ザ・イヤーを同時に受賞。現地で最も
高い評価を獲得しています。
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1999 AJACカー・オブ・ザ・イヤー/ベスト・ニュー・バン受賞
1999 AJACカー・オブ・ザ・イヤー/トラック・オブ・ザ・イヤー受賞
AJAC:Automobile Journalists Association of Canada
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(カナダ・モータージャーナリスト協会)
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