●4リングシェルボディ構造 |  |
 |
|
ホンダ独自の「Gコントロール技術」を導入した、
新・衝突安全設計ボディ。
|
「Gコントロール技術」とは、人への傷害軽減をめざし、衝突時に発生するさまざまな衝撃(G)をコントロールする概念。そのコンセプトによって生まれたのが、新・衝突安全設計ボディです。効果的なクラッシャブル構造を持つフロントフレームやリアフレームが前面や後面からの衝撃(G)を吸収。さらに、剛性の高い4リングシェルとフロアフレームによる高強度なキャビン構造を採用することで、全方位からの衝撃に対応する優れた衝突安全性能を実現しています。
■
|
前面衝突時の衝撃を効果的に吸収する、ラグレイト専用の新・衝突安全設計ボディ
|
● |
第1ステージ
フロントサイドフレーム先端部を圧縮崩壊させることによって、衝突エネルギーを効率よく吸収させます。
|
● |
第2ステージ
フロントサイドフレーム中央部が屈曲することで車体にかかる衝撃荷重をコントロールし、乗員への衝撃を緩和します。
|
● |
第3ステージ/トルクボックス構造
フロントサイドフレーム後端に伝わったエネルギーを、トルクボックス構造がフロアフレームやサイドシルメンバーに分散させます。特にオフセット衝突のようなキャビン片側に大きな負荷が加わる衝突でも、衝撃エネルギーを効率よく分散。“踏ん張る”ことによって乗員の生存空間を確保します。
|
側面衝突においては、クラッシャブルゾーンの確保が難しいことから、ボディ構造の剛性を高めることで生存空間を確保する必要があります。そこでラグレイトは、4リングシェル構造を採用しました。両サイドの各ピラーをルーフとフロアで4つのリング状につなぐこの構造は、少ない部材で剛性を高めながら、側面からの衝突安全性に対応。リングシェルと、フロアフレームのクロスメンバー、サイドメンバー、リジッドメンバーが、効果的に衝突エネルギーを吸収・分散。ドアビームとともにキャビン変形量を最小限に抑えています。
|
●コンピュータによる前面衝突時の車体解析
|
|
●新・衝突安全設計ボディ/フレーム構造
|
|
|
|