生活に身近なクルマとして、幅広い層の人に支持されているスモールカー。 いろいろなお客様が乗るだけに、そこに求める人々の要望は多く、 そのすべてをかなえることが、まさにスモールカーの理想であるといえます。
初代フィットは、センタータンクレイアウトという新発想により、 それまで不可能と考えられていたさまざまな要件を満たし、 スモールカーに革新をもたらしました。
しかし時代の変化とともに、人々がスモールカーに求める価値はいちだんと高くなり、 その理想も、さらに高くなっています。この理想を追求し、すべてをかなえること。 これこそが私たち、そしてフィットの使命であると考え、開発をスタートさせました。
当然のことながら、その高い理想に近づくことは、たやすいことではありません。 そこでチーム自ら、それぞれの領域で限界を超える高い目標を設定。 そしてひとつの目標を達成するために、他の目標レベルを下げたり犠牲にするのではなく、 すべてを実現することをめざし、もてる技術のすべてを注ぎ込むとともに、 さまざまな創意工夫を凝らしました。
デザイン、パッケージ、走り、安全など、スモールカーに寄せられる あらゆる要望を、より高いレベルで満たして、New FITを完成。 また一歩、スモールカーの理想に近づけることができました。 |
開発責任者 人見 康平 |
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人見 康平(ひとみ こうへい) (株)本田技術研究所 主任研究員 |
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1984年、(株)本田技術研究所 入社。 ドア/外装まわりの設計を経て、 '99年アクティ/バモスのボディ・外装PL、 '02年ザッツのLPL代行、 '04年エリシオンのLPL代行を担当。 今回、2代目フィットのLPLを務める。 趣味はドライブ、旅行。 愛車はレジェンド、ステップワゴン、S800。 | | | |