FACT BOOK
FIT
FIT 2007.10.18
開発にあたって
FIT
2001年、
みんなの生活のあらゆるシーンに
「ぴったりフィットする」。
そんな思いを、その名に込めたスモールカーが
誕生しました。

フィット

小さくても、広くて機能的。
小さくても、存在感がある。
それまでのスモールカーの概念を刷新した
その価値は国内のみならず、
世界中の人々に愛されてきました。

現在では、世界115カ国で販売。
累計販売台数は200万台に。

そしていま、6年の月日を経て、
フィットが新しく生まれ変わります。
これからの時代の地球を生きる人に、
より気持ちよくフィットするために。
※2007年6月末現在
生活に身近なクルマとして、幅広い層の人に支持されているスモールカー。
いろいろなお客様が乗るだけに、そこに求める人々の要望は多く、
そのすべてをかなえることが、まさにスモールカーの理想であるといえます。

初代フィットは、センタータンクレイアウトという新発想により、
それまで不可能と考えられていたさまざまな要件を満たし、
スモールカーに革新をもたらしました。

しかし時代の変化とともに、人々がスモールカーに求める価値はいちだんと高くなり、
その理想も、さらに高くなっています。この理想を追求し、すべてをかなえること。
これこそが私たち、そしてフィットの使命であると考え、開発をスタートさせました。

当然のことながら、その高い理想に近づくことは、たやすいことではありません。
そこでチーム自ら、それぞれの領域で限界を超える高い目標を設定。
そしてひとつの目標を達成するために、他の目標レベルを下げたり犠牲にするのではなく、
すべてを実現することをめざし、もてる技術のすべてを注ぎ込むとともに、
さまざまな創意工夫を凝らしました。

デザイン、パッケージ、走り、安全など、スモールカーに寄せられる
あらゆる要望を、より高いレベルで満たして、New FITを完成。
また一歩、スモールカーの理想に近づけることができました。
開発責任者 人見 康平
人見 康平
人見 康平(ひとみ こうへい)
(株)本田技術研究所 主任研究員
1984年、(株)本田技術研究所 入社。
ドア/外装まわりの設計を経て、
'99年アクティ/バモスのボディ・外装PL、
'02年ザッツのLPL代行、
'04年エリシオンのLPL代行を担当。
今回、2代目フィットのLPLを務める。
趣味はドライブ、旅行。
愛車はレジェンド、ステップワゴン、S800。

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